「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」
こんばんは
金曜日にね、また本を買いました
インスタで本を紹介するアカウントの人がこの本をオススメしててね
タイトル見た瞬間に「え、好きすぎる」ってなった
短編が何個か入っていてね
それぞれ登場人物の女性がセレクトショップでオーナーと一緒に服を探す話で
洋服の描写がすごく丁寧で繊細で想像をかき立てて、素敵な洋服なのが伝わるところもすごく良かった
本のタイトルにある通り、主人公の女性たちが試着室の中で恋人だったり片思いしている相手のことを思い出して相手のことを考える姿に共感して胸キュンだった
「実らなかった恋にも、ちゃんと実ができている」っていう文が一つの短編の文末にあって
片思いしている相手と望むような形になれなかったとしても、恋をしたことで自分の中で変化があったりするわけで
実らなくても恋をして良かったと思えるのってすごくいいなと思う
この本を読んで気付いたのが
自分の中でのあるあるなんだけどね
好きな人がいる時期に洋服を探していて
メンズの服に目がつくと
「あ、この服あの人に似合いそうだな」
とか
「この服着た姿絶対カッコいいだろうな」とか想像しがちっていうのがある
あと「あの色の服似合ってたな〜」とかデートの時の服装を思い出しちゃったりもする
作者の尾形真理子さん、コピーライターとしても活躍している人みたいで
言葉の表現の仕方がすごい胸にスッとハマる感じがして好きだな〜って思った
帯に書いてある言葉もすごく良くて
「可愛い服を買ったとき 髪を切ったあと 会いたくなるのは誰ですか?」ってあって
つい誰かを思い浮かべちゃいそうになっちゃうよね
恋愛小説読むと気分がフワフワ浮かれちゃうから好き
今度は違うジャンルの本も読んでみようかな?
何かオススメがあれば教えてくださいね
今日も読んでいただきありがとうございました
それでは。
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