歪みがひろがる
今日は朝からパートのおばちゃんがキレていた。
先週末に私が提出した報告書が気に入らないらしい。「どういうつもりであれを書いたの?」と唐突に聞かれ、頭の中が?で埋まる。
どういうつもりも何も、担当が特に決まっていなかった小さな催しの報告書を催促されて、新人さんに意見を貰いながら急ごしらえしたものだった。
そのため、作成者のところには新人さんの名前も並べて連名にさせてもらった。
パートさんはそれに怒っていた。
感情的に捲し立てられた言葉を要約すれば、私も手伝った催しなのに私の名前がないのはおかしい!という主張だった。まるで美味しいとこどりのようでずるい、とも言っていた。
昨日はずっとそのことを考えてイライラしていたと。
私はその時、急に怒りの感情をぶつけられた戸惑いと、そんな捉え方があるのかという驚きで頭が回らなかった。
報告書というと大それたもののようだが、単なる事後報告でしかなく、そこに誰の名前が載っていようが上は気にしていない。評価対象にもならない。
これまでも全体のイベントだとしても、代表者の名前で報告書が出されていた。
パートさんは、私はパートだからとそういった提出物に関してはずっとノータッチを貫いていたのに、こういうときは意見するんだな……とモヤモヤしつつ
私はその場を収めるために謝罪をした。
形式上自分が作ったので名前を入れただけで他意はないです。
配慮が足らずすみません、と。
パートさんも納得をしたのからわからないが、ひとまずは引いてくれた。これからは気をつけてね、と
そして、私はずっと一日モヤモヤしている。
そんなにこだわるなら自分でまとめて報告すればいいのでは?とか、
美味しいとこどりっていう発想の被害者意識がすごいな、とか
考え出すとキリがなかった。
パートさんは気が強い。
相手によって意見をコロコロ変える。
私はパートだから、と
私は年長者だから(わかってるよね?)をうまく使い分ける。
話をする時もドッジボールみたいに、自分が話したい話題を次から次へ投げてくる。
正直、疲れる。
今日の一件で、これからのことが心配になった。
お局がいなくなったら次は新しいお局が生まれるだけなんだろうか。