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#52 アメリカ人夫のファッション事情

こんにちは、上海在住のKumaです。

上海は昨日から天気が悪い。今日も外からは風がびゅーびゅーと吹く音がしている。旧正月後半はこんな天気が続きそうだ。

出かけるのも好きだけど、何も予定がない時は家にこもって過ごすのも大好きな私。急に思い立って断捨離をする事にした。

ターゲットはアメリカ人夫のクローゼットから

アメリカ人夫、物を増やすのは得意だが物を減らすことが大の苦手。私も苦手だけれどそれに輪をかけてひどい。

勝手な推測だが、映画でよく見るいわゆる"ひろーいアメリカの一軒家"で育った彼。広い庭に有り余る収納スペース、いくつもある部屋。「使わないなら物置に置いておけば良い」という考えがきっと植え付けられたのだろう。

上海の狭い我が家でも同じ感覚でいられるものだから、彼のクローゼット及びその周辺はすごい事に。

特に彼はTシャツが捨てられない。コンサートやスポーツ観戦のグッズTシャツ、自分のスポーツの試合などの記念Tシャツ、そして中には学生の時から着ているものまで。穴が空いてクタクタになっている物もある。(そういう年代物の方が着心地が良いそうだ。それはちょっと分かる)

けれど、今回は私も心を鬼にして、

1. みすぼらしいので外に着ていって欲しくないもの
2. 普段着ているのを見たことがないもの

という基準で仕分けさせてもらう事にした。

夫にとってのファッションとは

夫をディスるわけではないが、夫はお洒落とは程遠い。

基本的には、
Tシャツかパーカー×パンツかスウェット(夏は半ズボン)

少しきちんとしなければならない時は、
シャツ×パンツ と言った感じである。

そして上と下を合わせるみたいな面倒なことはせず、クローゼットの1番上にあるもの同士を適当に組み合わせて着るという手法を取っている。

旅行の荷造りもとてもシンプルで、5日分の服がいるのならば5枚の上の服と下の服をぽんっとスーツケースに入れるだけ。

上がこの色なら下は...といった面倒なことはせず、スポーツの装備を揃えるように服も準備する。

私も中国に来て、物欲とかファッション欲というのがどんどん低減していて、あまり服装にこだわらなくなってしまった。なので夫がこれくらいの方がちょうど良かったりもする。

夫もこだわりがないと言っても、さすがにクローゼットから取りだしたセットがグレーのパーカーにグレーのパンツだった場合には「流石にグレーすぎるよね?」と気が付くだけのセンスは持っているのでご安心を。

数時間にわたる仕分けの結果、数々のTシャツ及び履いているのを見たことがないパンツ数着を"処分検討用"として夫に提案した。

その容赦ない枚数に、「俺がいらないもの多いのは認めるけど、君の処分もするんだよね!?俺ばっかりだとフェアじゃないよね!?」と確認が入った。

"もちろん、でも女は色々組み合わせ持っとかないと大変なのよ"と、私の処分枚数が少ないことを誤魔化しておいた。

少し物が減ったのと、クローゼットがスッキリしたので家にいたけれど有意義な休日となった。

最後までお読みくださりありがとうございます♪

公園で見かけたライトアップ、可愛い

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