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#34 信じたモノを正解にする

こんにちは、上海在住のKumaです。

上海はとっても寒いけれどいいお天気です。

お散歩中に見つけた子猫たち

今朝は変な感じで1日がスタートした。

変な感じ、というか色々考えさせられてしまった。

アメリカ人夫の友人の母が突然亡くなったという訃報。私たち夫婦の両親よりも若いそのお母さんの悲しい連絡はとてもショッキングだった。

直接そのお母さんのことは私はよく知らない。なので妙に冷静にいろんな考えが頭の中を巡った。

これからいつ同じ状況が私たちに起きてもおかしくない。その時私たちは何ができるのだろうか。

特にアメリカになんてどれだけ急いだって何十時間の飛行機に乗らないと家族の元へは行けない。母か父片方残ってしまったら?彼ら彼女らを置いて後ろ髪をひかれながら上海に戻るのか。

今朝あまりに酷く落ち込む夫に、「来週数日だけアメリカに帰る?」と絶対に無理なことを承知で気休めで聞いてみた。

まぁ当然そんなの返事はNo。"僕たちの生活は今ここにあるから"

そう。私たちの家族、生活、仕事は中国にあるのだ。

改めて、自分のしている選択の現実を突きつけられる。海外に住むということ、外国人のパートナーと結婚したこと。「この選択は本当に正しかったんだろうか?将来どんなことが待ち構えているのだろうか」と朝からぐるぐる自問自答している。

昔ある人に言われた言葉がある。

自分の信じたモノを正解にする人生にしなさい。

それは人生の大きな選択ばかりの話ではなかった。

例えば、ある人が言っている美容法を信じたとする。それならば、その人の美容法を正解にすることが、それを信じた自分をも正解にするのだ。と。

そのためにはその美容法を継続したり、他の食事や生活に気を使う。そうする事で結果自分が美しくなり、その美容法が正解だったということになる。ひいてはそれが"自分が信じて選択した数々のこと"を正解にできるのだ。

アメリカ人のパートナーを信じて結婚したこと、現地採用として海外で働くことを選択したこと。

その事実を正解にするために日々生活すること。それがどんな方法なのか答えはまだよく分からないけど、自己満に終わったとしてもそれが今の私にできる唯一のことだと思う。

夫の友人にはお父さんがいない。いないというか小さい時に離婚しており父のことは知らないようだ。

彼には寄り添ってくれる素敵な奥さんがいて良かったと心の底から思う、突然の母との別れに途方に暮れながら、でも事務処理などに追われながら前に進もうとしている遠い海の向こうの彼を思い浮かべながら、そんな事を考えた土曜の朝だった。

シカゴオヘア空港にて

良い週末をお過ごしください。

最後までお読み下さりありがとうございました♪


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