#11 異国の地での友人との再会
こんにちは、上海在住のKumaです。
社会人になって歳を重ねていくと、新たな友人を見つけるのってただでさえ難しいのに、海外で新しい友人を見つけるなんてなおさら難しい。
仕事や家庭、取り巻く環境が違う中で本当に心の底から一緒に過ごして楽しい友人を見つけるのは至難の業だ。
でも幸いなことに、私には週末に定期的に会って楽しい時間を過ごすことのできる友人がいる。特におもしろいのは、学生時代の友人と異国の地で再会できたことだ。
彼女達とは、SNSでお互いに上海住んでいることを知り、そこから連絡を取り始めて再会をした。便利な世の中である。正直学生時代にとても仲が良かったかといわれるとそうではない。だが、いざ再会してみるとお互い国際恋愛をしていたり、現地で働いていたりと共通点があり学生時代よりもお互いのことをよく知ることができるようになった。
歳をとることの醍醐味
「人生は人と人との繋がりでできている」
この歳になって、それを強く思うようになった。そう思うようになったきっかけの一つが、この友人達との再会。
大学を卒業して、私を採用してくれた人たち、仕事の指導をしてくれた人たち、香港行きを決めてくれた上司、行くと決めた自分、香港で出会った上司達、上海に赴任させてくれた上司達、夫との出会い、同僚や友人との出会い・・すべての人が今の私の人生を作っている。
この中から一人でも欠けていたら、今の上海で生活している私はいない。旧友との再会もあり得なかったはず。そう考えただけでもぞっとするし、彼ら彼女らには感謝してもしきれない。
その当時では、何の意味を持っていないように思える出会いであったとしても、後々になってその出会いが自分の人生にとってかけがえのないものであったという事が数年経った今分かる。
人生っておもしろい。
30代の自分がこれから出会っていく人たちも、人生の後半でめちゃくちゃキーパーソンになっていくかもしれないのだ。
20代はそんなことわからないまま人生を歩んできた。30代は人と人のつながりが人生を面白くしてくれることを知った。
30代は自分を取り巻く人・環境に改めて感謝をしながら、もっともっと新しい人・事・モノに出会っていきたい。
そしたらどんな40代が待っているのだろうか。
歳をとる醍醐味とは、若いときには見えなかったことや、感じられなかった感情がどんどんわかって来て人生が豊かになっていくことではないだろうかと最近思う。
そんなことを楽しみながら歳を重ねていける人になりたい。と寒空の下を歩く仕事の帰り道、そんなことを思った。
最後までお読み下さりありがとうございました♪