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映画 │ 『ゆきてかへらぬ』で若者たちの心乱れる青春を見た。
こんにちは。
今回は、映画『ゆきてかへらぬら』の鑑賞記録noteになります!(少しネタバレあるかも)
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概要 :
公開日 : 2025年2月21日
監督 : 根岸 喜太郎
脚本 : 田中 陽造
主演 : 広瀬 すず
制作 : ギークピクチュアズ / ギークサイト
配給 : キノフィルムズ
上映時間 : 128分
あらすじ :
無名の女優・長谷川泰子は、学生だった中原中也と出会う。泰子は、中也の才能を知る小林秀雄と中也の仲睦まじい姿を目の当たりにし複雑な気持ちになるが、泰子と出会った小林も彼女の魅力に気づく。評論家の小林は、新進女優の泰子にも本物を見出すのだが……
感想 :
大正時代を舞台に3人の愛と青春が描かれた作品で、とにかく広瀬すずちゃんがもはやちゃん付けで良いのかってくらいに色っぽくて、落ち着いた大人の女性な姿からヒステリックになっていく姿、臆病な部分に触れられたときの姿、どれも良かったです。
そして、中原中也役の木戸大聖くん。実年齢ではすずちゃんより年上なのに、京都のシーンはちゃんと年下の17歳の顔してて、そのお陰で、すぐに物語に入り込めました。天才と呼ばれ詩を掴むことに人生を捧げる中也は大人っぽくも感じるけど、時折みせる子供っぽさや荒っぽさに惹かれる。自信家であまり愛情表現っぽいセリフはないけど、心から泰子(広瀬すず)に惚れてたんだなって思わせる嫉妬の表情がたくさん見れて、これまでの大聖くんとも違うけど、この感じは大聖くんじゃなきゃ出せなかったんじゃないかと思わせるほど役にハマっていた気がします。
小林(岡田将生)に関しては、子供っぽかったりするところも多い中也とは真逆でずっと大人な男性。大人だったからこそ、優しくしすぎて、考えすぎて、離れる運命にもなったんじゃないかなと思う。岡田将生の口から出る「口説いてるんだよ」の破壊力はすごかったです…
「ゆきてかへらぬ」のタイトルどおり、戻らない時間を恋したり傷ついたりしながら生きていく男女3人の心乱れる青春が描かれていました。
まとめ :
今回は『ゆきてかへらぬ』について書いてきました。大正レトロな服装ってデザインもだけど、色味が可愛いですよね!この作品のスタイリストは伊賀大介さんだったのですが作中の衣装が素敵なものばかりすぎて、ずっと、「かわいい、良い~~」 って思いながら衣装まで存分に楽しんで帰ってきました!
今回は以上です。
ご興味があればぜひ見てみてください!
いつもスキ♡を押してくださる皆様、
ありがとうございます!