映画 │ 『君の忘れ方』を観て忘れるという言葉をポジティブに考えた話。
こんにちは。
今回は、映画『君の忘れ方』の鑑賞記録noteになります!(若干ネタバレあり)
概要 :
あらすじ :
感想 :
主人公の昴だけでなく、それぞれがそれぞれの失った大切な人とどう向き合っているのかをリアルに描かれていました。例えば池内(岡田義徳さん)が亡くなった奥さんが見えてると言い、楽しそうに本人にしか見えていない奥さんと話しているシーンとかも、実際はありえないと分かっていても、そう思いたくなる気持ちや、そうしていないと自分を保てない気持ちみたいなのはなんとなくだけど分かる部分があって、自分の近くにそんな人がいたら心配はするけど変な人とは思えないなあと。
昴はお母さんのことをけして嫌いではないし感謝もしているけど、少し距離をおきたくて黙って東京の大学を受けて5年も帰省せずにいたんだろうなと感じました、その感覚は正直すごく共感できて母親とのやり取りをみていてしんどくなる部分が多々ありました。特に車で声を荒らげるシーンは、悲しいでも切ないでもない「勘弁してくれよ」って気持ちの涙が流れて。実際に自分が昴の母親の立場になったら同じ行動を取ってしまうかもしれないけど、今の私ははまだ昴側の気持ちで見てしまいました。
"大切な人の思い出し方が分かったとき、
君を忘れることが出来る"
話のテイストは違うかもしれないけど、今やっている朝ドラ「おむすび」のナベさん(緒方直人さん)を少し思い出しながら見ました。少しずつ娘の声を忘れていってる、それが辛いと言っていたナベさんが少しずつ前を向いていく姿に爆泣きしました。
坂東龍汰くん(他も良いですが)口元から喉にかけての演技がとても良いですね…!あと、一緒に見に行った会社の後輩と話してたのは、かっこいいのに圧倒的にみんなの彼氏顔。って話をしました。
まとめ :
今回は『君の忘れ方』について書いてきました。
タイトルを最初に見た時は"忘れ方"ってマイナスなイメージを持ちました。大切な人が亡くなったのにそれを忘れるって、と。ただ見終わったあとは少しポジティブに捉えることが出来て、忘れることが悪ではないし、景色なのか、音なのか、匂いなのか、感情なのかそれぞれあると思いますが、何かのきっかけで大切な人を思い出すためにも、忘れつつあっても少しづつ進んでいけることが大切なのかもしれないと思えました。
途中、ホラーに感じたと一緒に見に行った子も言っていて確かに音楽とかちょこちょこ怖くない?って思ったところもあったなあ……と。
感想を色々見てみても人によって感じ方が全然違ったので、皆さんの感想もぜひ聞いてみたいです。
いつもスキ♡を押してくださる皆様、
ありがとうございます!