スカイオデッセイ【PS2 全タイトルレビュー】#128
発売日: 2001年1月25日
ジャンル: フライトアドベンチャー
発売機種: PlayStation 2
概要
『スカイオデッセイ』(Sky Odyssey) は、2001年1月25日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 2向けのフライトアドベンチャーゲームです。ゲームの価格は6,800円(税抜)で、メモリーカードには246KBを使用します。BGMは「平成ガメラシリーズ」や「ワンダと巨像」で知られる大谷幸が担当し、CMのキャッチコピーは「風を感じて、空に挑め。」です。
ゲームモード
『スカイオデッセイ』には6つのモードがあります。
アドベンチャーモード: 各ステージでミッションをクリアし、遺跡を探し出して伝説の地「ウィルドバル」を目指します。クリア時に入手したパーツで機体をカスタマイズ可能です。
ポイントチェックモード: ステージ上のプレートに機体をぶつけてポイントを稼ぎます。これによりBGMを購入可能。
スカイキャンバスモード: スモークを使って空に絵を描くモード。
トレーニングモード: 基本操作を学べるモード。
クルージングモード: 自由に島々を飛び回れるモードで、天候や時間帯の設定が可能です。
ミュージアム: 飛行機に関する情報を閲覧できるモード。
ストーリーとステージ
プレイヤーは「D島」の伝説の地「ウィルドバル」を目指して、A島(アルカディー)、B島(ブラン)、C島(クーラン)の秘境を冒険します。各島には大空洞や火山、渓谷など多彩な自然環境が存在し、ステージごとに様々な課題をクリアしながら進行します。
評価
本作は、空中飛行のスリルと自由度が魅力とされ、IGNやGameSpotから高評価を受けました。しかし、グラフィックや一部の難易度については批判もあり、戦闘のないシンプルな飛行ゲームを求めるプレイヤー向けの内容になっています。
総評
『スカイオデッセイ』は、戦闘を排除し、飛行そのものに焦点を当てたユニークなフライトアドベンチャーです。探索や自然の脅威を克服するフライトシミュレーションに、RPGのようなカスタマイズ要素が加わり、空を自由に飛び回る感覚を存分に楽しめる作品です。