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第8節 セレッソ大阪戦(4/7)Review

3日の湘南戦から中2日、10年間リーグ戦で勝てていないセレッソをホームに迎えたマリノス。新型コロナウイルスの影響で試合開催も危ぶまれた今節を振り返る。

・試合前の状況

試合前日の4月5日、セレッソ公式HPが更新された。内容は以下。

セレッソ大阪側に感染者2名(4月6日にさらにトップチーム関係者1名が感染)が出たことを受け、5日の段階では試合開催の可否が不確定な状況となった。

その後両チームの協議の結果、セレッソ側の感染者計3名、Jリーグの基準によって判定された濃厚接触者を除いた形での試合開催が決定。

時節柄、試合開催を決定するのはそれなりに覚悟のいる決断であったであろうし、関係者の方々の苦労は計り知れない。届かないかもしれないがこの場で感謝を。

・スタメン発表

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トップ下には天野純が入った。ここ数試合途中出場やボランチでの起用で好調をアピールしていた14番は、マルコス不在の中ついに本職に。ボランチは久々の扇原喜田コンビ。天野と合わせマリノス在籍歴の長いこの3人が中盤で優位に立てるかが鍵となる。

・試合詳細

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後半終了間際のコーナーキックの混戦から、オナイウが決めてウノゼロ勝ち!

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スタッツは以下の通り。

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セレッソ側には大久保、瀬古、原川、坂元などが不在と飛車角落ちでは済まないほどのハンデをもらったような試合であった気もするが、10年ぶりにセレッソに勝ったことはジンクス打破といった点で非常に大きい。

ただ良かったのは「運よく勝ち点3を取れた」ただそれだけである。

・お互いが機械と化した65分

あるところに2台、ジャンケンをする機械があったとしよう。ただ、この機会はランダムに手を出すわけではない。それぞれがグー、チョキ、パーを順番に出すようにプログラムされているのである。当たり前だが、その2台の間で行われるジャンケンは永遠にあいこが続く。どちらかが壊れない限り。

今回の試合はこのジャンケンと同じである。両チームがだらだらと同じことを繰り返し、気づけば前半終了。お互いが相手のミス待ち、つまりグーを出し合うターンの時に、何かの間違いでチョキを出してこないかな、と思い続け、後半開始後少し工夫は見られたものの気づけば65分。正直退屈であった。

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ただセレッソ戦はいつもこうなるし、10年勝てていなかったのはこの10年間マリノスが先にミスをして失点していたからなのだろう。この辺りからは今シーズンのマリノス守備陣(特にチアゴ、畠中)の調子の良さが窺える。

・試合を決めたのはバグ

65分この状態が続くと、選手の運動量も落ち始め、流石に監督も交代で流れを変えようとする。(相手がグーを出すターンに、狙ってパーを出せるように。)

そして67分にラッキーボーイ登場。オナイウ阿道である。

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交代した天野純も悪くはなかった、と言いたいところであるが、「悪くはない」ではダメなのだ。今のままではマルコスの牙城は崩せない。

マリノスはオナイウ阿道と同時に水沼、その後岩田も投入して流れを変えにかかるが、押しきれずに時間だけが過ぎていく。

ただ、想定外は87分であった。セレッソ側の機械にバグが起きたのである。

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コーナーキックのこぼれ球が、運の良いことにオナイウの前にポロリ。試合を通してこじ開ける糸口すら見つからなかったセレッソゴールがあっさりと崩れ落ちた。


試合はそのまま終了、1ー0で勝利。
正直良い試合では決してなかったが、因縁の相手から勝ち点3を取れたことは非常にラッキーであった。これで開幕の川崎戦以外、リーグとカップともに負けなし維持。調子がいいのか悪いのか、、、

・次節に向けて

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次節は久々のアウェイで仙台戦。連戦は続くが、首位追走のためにもどんな内容でも勝っていかなければならない。勝ち癖を。


今回は以上です!ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

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