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2024年9月 大学生観光まちづくりコンテスト2024福島復興ステージで審査員特別賞『福の希望賞』を受賞

3年ゼミで取り組んだ「大学生観光まちづくりコンテスト【福島復興ステージ】」の本戦が、富岡町文化交流センター「学びの森」(福島県双葉郡富岡町大字本岡字王塚)で開催されました。プレゼンテーションの結果、「福の希望賞」を受賞しました。これは、準グランプリ次ぐ素晴らしい結果でした。3年生の皆さん、お疲れ様でした。

東洋大学国際学部国際地域学科の牧野ゼミは、3年生のゼミ活動の一環として「大学生観光まちづくりコンテスト2024福島復興ステージ」に参加しました。参加メンバーは、関戸優さん、木村留菜さん、長谷川暖さん、冨川ひよりさん、田巻佳乃さん、BAI CHUNLINさん、金起男さんの7名です。このコンテストは、全国の大学生を対象に、観光まちづくりを通じた地域活性化プランを競うもので、今年は112チーム、44大学、500人以上の参加者が集まりました。その中で、牧野ゼミのチームは見事に本選出場10チームに選出されました。

本選は2024年9月13日に富岡町文化交流センター「学びの森」で開催され、牧野ゼミからは木村留菜さんと長谷川暖さんが代表して発表を行いました。彼らのプランは、まちづくりへの関係人口の増加に関するアプローチが高く評価され、審査員特別賞として『福の希望賞』を受賞しました。審査員からは、「東洋大学のプランは、まちづくりへの関係人口の増加に関するアプローチが大変優れていた」との評価を受け、今後もプランの実現を目指して活動を続けてほしいとの期待が寄せられました。

牧野ゼミの学生たちは、この受賞を励みに、地域活性化に向けたさらなる取り組みを進めていく予定です。彼らの今後の活躍を期待したいと思います。

■日時:2024年9月13日
■場所:富岡町文化交流センター「学びの森」

2024年 福島復興ステージ本選 受賞結果

大学生観光まちづくりコンテスト

ゼミ生の言葉(木村留菜さん)

牧野ゼミの3年生が専門ゼミナールⅠの活動として、大学生観光まちづくりコンテスト「福島復興ステージ」に参加しました。このコンテストでは、東日本大震災で被災した福島県の選定市町村の地域資源コンテンツを基に、復興に向けて前向きに取り組んでいる方と連携した観光まちづくりプランを提案します。私たちは福島県川内村を対象地域に選定し、フィールドワークやアンケート調査をもとに、プランを作成しました。

7/6~7/7のフィールドワークでは、5人の方に川内村の現状と想いをお聞きしました。農家や村民と協力した継続的な取り組みが移住者や若者に求められている一方で、震災から13年経った現在でも「原発で被害を受けた過疎の村」というイメージが色濃く残っていることを知りました。これらの課題を解決するために、川内村の特産品と学食ランキング1位の東洋大学の学食コラボレーションを考案しました。

選考の結果、書類審査を通過し、9/16に富岡町文化交流センター「学びの森」で開催された本選発表会に出場することができました。プランの発表にむけて、より正確にプラン内容が伝えられるように本番直前まで練習を重ねました。審査の結果、「福の希望賞」を受賞することができました。発表を聞いてくださった方々に川内村の魅力や私たちの想いを十分に伝えることができたことを嬉しく思います。

この活動で協力してくださったいわなの郷の横山裕二さん、秋風舎の志賀風夏さん、かわうちワイナリーの遠藤一美さん、遠藤きのこ園の遠藤雄夫さん、蕎麦酒房 天山の井出健人さん、大島草太さん、株式会社 ORIENTALFOODSの若月さん、そして指導してくださった牧野先生に改めて感謝申し上げます。

これからは学食コラボの実現にむけて、川内村の方々と協力しながら活動を進めてまいります。

ゼミ生の言葉(長谷川暖さん)

私たちは、川内村の豊富な食材と東洋大学の学食をコラボして、川内村の魅力を多くの人々へ伝えることをテーマとしていたので、今回まちづくりコンテストで入賞することができ、川内村の良さを伝える提案ができたと思います。たくさんの方々に協力していただいたので、提案だけで終わらせずに実現に向けて取り組んでいきたいです。また、自分たちのプランについてはまだまだ足りていない部分が多いので、改良を重ねながら、川内村だけでなく他の自治体の魅力発信にも繋げていきたいと思います。

ゼミ生の言葉(関戸優さん)

牧野ゼミでは、専門ゼミナールI(3年春学期)の一環として、大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会が主催の「大学生観光まちづくりコンテスト」に参加しました。今年度のコンテストでは、東京電力福島第一原子力発電所の事故の被害を受けた、福島県内12の市町村を対象としており、私たちは福島県川内村を選定してプランを作成しました。地域の方や団体との連携を鍵としている本コンテストにおいては、現地でのフィールドワークがプラン作成において最も大切です。私たちも実際に川内村を訪れ、地域で働かれている方や活動をされている方にインタビューをさせていただきました。2日間という限られた時間ではありましたが、川内村の魅力や課題の発見とともに、原発事故から約10年経った福島県の今を肌で感じ、学ぶことができました。


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