3.朗読練習中「星の王子さま」について考えよう
今日は王子さまと飛行士の出会いのシーンの芝居について考えてみよう
(このnoteは前回の続きです。よかったら最初から読んでみてね↓)
王子さまはいつだって真剣
私の演じた王子さまは元気すぎる…確かに純粋な子供だけど…地球の子供とは落ち着き方が違うはず。
何もない砂漠にいて、親に会えない不安も、寝食の心配も、生死への恐怖も何も抱いていない子供。王子さまは真剣に自分の星のことしか考えていないのだろう。相手のことを考えて会話をしたことがまだない子供である。
あと、この時、飛行士は寝ていたのだから、大きな声で話かけないだろう。第一声が大事だ。王子さまの印象を左右してしまうから。
大事なことは、ゆっくり話して伝える。
子供はいつだって真剣だ。大人がどうでもいいと思ってしまう事でも、目の前にある、いま考えている事が全ての子供にとっては、重要なことなのだ。
だから、求めているものと違うものが与えられた時には「ちがう、ちがう」と何度だって手に入れようとする。欲しい物に対するエネルギーは大きい。
今回の朗読課題
・王子さまは真剣にお願いしている
これを意識して撮り直してみよう!
しょうねん…?というよりも、少女みたいになっちゃった。真剣はエネルギーがいるな…自分の中から引っ張りだそうとすると、すぐに女性が出てきちゃう。あくまでも、男の子でいなくちゃ!
男の子はテンションがあがると、声はむしろ下がる気がする。女の子は高くなるけど。特に語尾が変だな。
飛行士に関しては…でない!大人な男性は…でない!
とりあえず、今日はこれからスクワットしてきます。では、また。
毎週木曜日更新予定。