【FaMil通信#52】オフィスの利用実態調査に!位置情報サービスを使ってみました!
こんにちは!株式会社FaMilです。
皆様は『オフィスの位置情報サービス』と聞いて、何がどこまででき、何に役立てることができるのか、ご存知でしょうか?
昨今のテレワークの普及を受けて、需要の高まりを感じつつも、詳細を知る機会はあまり無かったと思います。
今回はそんな注目度の高い位置情報サービスを、FaMilを含めたDE-SIGNグループ全体でトライアル!その結果を、包み隠さずお届けします!
1. 位置情報サービスをトライアルした理由は?
きっかけは、今後のオフィス戦略に役立つものって何だろう?と考えたことでした。
テレワークが普及した現在では、今後のオフィス戦略を考えるとき、「人員増=増床」という従来の考え方では、本当に必要な面積や機能を持ったオフィスを作ることが難しくなったと感じます。
そのため、今後はオフィスについて「誰が・いつ・どこを」使っているかといった、オフィスの利用実態を知ることが重要になってくるのではないかと考えました。
実際、弊社も2020年11月にオフィスを半分に縮小し、3年目に入りました。
当初、いろいろな想いを込めてリニューアルしたオフィスですが、実際のところどう使われているのかは分からない…というのが実態でした。
ならば自ら位置情報サービスを試してみよう!そんな思いで今回のトライアルに至りました。
2. 試したのは、株式会社WHEREのEXOffice!
今回弊社は、株式会社WHEREさんのEXOfficeを利用しました!
UIの使い易さや分かり易さが好評でした!
サービスの詳細は以下WEBサイトよりご確認ください。
https://where123.jp/solutions/office/exoffice/
3. トライアルの内容は?
トライアルはこのような条件で実施しました!
ちなみに、DE-SIGNグループ初の試みになるため、こんな懸念の声も…
4. 実際に使ってみた結果は…?
3ヶ月のトライアルを経て、対象者にアンケートを取ってみました!
その結果をユーザーと管理者の2つの視点で振り返ってみます。
まずは、ユーザー目線の結果から。
オフィスに誰がいるのか知りたい!という、ユーザーの一番の要望は十分に叶えられるという結果になりました!
続いて、管理者目線の結果。
まず、管理者が位置情報サービスを使って知りたいことを整理すると、以下のようなことが挙げられます。
果たして、これらは知ることができたのでしょうか?
結果は以下のようでした!
使われ具合(利用状況)を知る。
・出社率、在席率を知る⇒惜しい!
・利用頻度が多い場所の確認⇒できた!
・最適な会議室のサイズ/数の把握分析⇒惜しい!
・動線分析(メンバーがどう動いているか)⇒できなかった!
・利用者毎のオフィスの使い方を知る⇒できた!
・過去との比較⇒できなかった!
1時間以上オフィスにいた人でないと『出社』にカウントされないため、詳細な出社率や在席率は分析できなかったという結果に。
但し、ヒートマップで利用頻度の多い場所(=人気の高い場所)を把握や、どんな職種がどんな席を利用するかは分かるため、利用されていない場所のリニューアルの検討などには大いに役立つと期待できます!
使われ方(働き方・交流状況)を知る。
・組織間の交流確認⇒惜しい!
・ハイパフォーマー(個人/チーム)の行動分析⇒できなかった!
・誰が誰の近くで仕事をしているかを知る⇒できた!
分析期間の短さやチームの母数の違いから、上手く分析ができず…。
以上の結果を総括すると…
その他の学びとして…
先に挙げた懸念事項は、悲しいことに的中してしまいました…。やはり、短期間での周知や習慣化は難しいですね。
管理者側からの定期的なアナウンスが重要だと痛感しました!
5. 最後に
いかがでしたでしょうか?
オフィスの位置情報サービスは、できること・できないことはあるものの、使いどころを抑えれば、オフィス戦略に役立つデータを取得できる便利なサービスであると言えます!
自社のオフィスの使われ方を知りたい…とお考えの企業様は、一度検討をしてみてはいかがでしょうか?
今回の記事で気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください!
お問い合わせはこちら⇒https://www.famil-inc.jp/
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