LINER NOTES: 「はじめての 東京ディズニーランド / Introduction to The Music of Tokyo Disneyland」

続くかは知らない”LINER NOTES"シリーズ

プレイリスト作るのが結構好きで。選曲理由とか書いていきたいな~っていうのとApple Musicの検索が貧弱すぎるので、あわよくばネットの海で見つけてくれる人がいたらいいなあという気持ちです

「はじめての」シリーズに憧れて

Apple Musicでアーティストを検索すると、大体アーティストページへのリンク、代表曲が数曲ヒットする間に、「はじめての~」プレイリストがヒットします。

パッと思いついたBruno Mars。日本公演直後なのでセトリを検索した人が多いようです

これの、”東京ディズニーランド版”が作りたくなって、このプレイリストを組み始めたのを覚えています。しかしなんで英訳ESSENTIALにしなかったんだろうな自分。

ルールを決めた

せっかくなら本気で聞けるものを、と思いいくつか自分なりにルールを決めました。

聴き心地重視

プレイリストって、ただひたすらに長い作業用みたいなのもいいですが、シャッフルで聞いたりすることや、あまりにも長いと全部聞こうと思わないよなあと思い、ループしたら気づくかなあと思えるくらいの時間を考えて、1時間くらいを目指しました。このプレイリストは結果、14曲、56分となりました。あわせて、極端にキャラクターの会話がセリフが長い音源も泣く泣く収録落ちさせました。テーマパークヲタクは慣れているけど、あんなに一曲が長くてセリフが多いの、私はあとサンホラくらいしか知りません

年代をなるべく均等に入れ込む

「東京ディズニーランド」を一人のアーティストとしてとらえて、初めて聞く人に紹介するのだから、40年弱ある歴史の中でなるべく年代が均等になるように配慮しました。

パレードも、ショーも、テーマソングも。

上記に理由は近いですが、パレード楽曲、ショー楽曲、それぞれの流儀みたいなものがあって、楽曲の良さや聴きどころも変わってくる。それを楽しめるようにさまざまなコンテンツから楽曲を選びました。

シングルカットへのこだわり

テーマパーク界で日本一楽曲配信が手厚い東京ディズニーリゾートとはいえ、一つ大きな問題があります。それは「ショーまるごと配信があまりにも多い」こと。1プレイリストの長さを1時間くらいと設定したのに、30分尺のショーまるまる流されたらたまったものではありません。結構ここをクリアするために、シングルカット(シーンや楽曲の切れ目単位で切れている)音源を探すのに、意外と手間がかかっています…。

収録曲とひとことコメント

東京ディズニーランド・イズ・ユア・ランド (東京ディズニーランドテーマソング
まあまずはこれでしょう。聞くことも減ってきていますしね。
あとは序曲が付いているのもプレイリストの始まりっぽくて良いです。

ドリーミング・アップ! (メインテーマ)
原点に続いて最新、という意図です。電子楽器基調の4つ打ちパレード音楽はTDRのみならず世界的にスタンダードになっていますね。

ディズニー・ドリームス・オン・パレード "ムービン・オン" (エディット・バージョン)
東京ディズニーランドバンドが先導した最後のレギュラーデイパレードです。一般的にはぽっきりのイメージが強いとは思いますが。音楽性として、ここまでのデイパレードの歴史を締めくくる王道マーチング調なので聞いてもらいたいところです。

フィール・ザ・マジック (1995)
ムービンオンと比較的世代が近く、ストリングスの使い方に近さがあるため聴きやすいかとチョイス。ここからステージ繋がり、年代繋がり、と交互にいきたいなあという意図も。

ワン・マンズ・ドリーム (「ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会2011〜」ライブ・バージョン)
フィールときたらワンマンでしょう、という歴の人なので。(ワンス期はディズニー離れ気味だったもので)ここでオンクラライブバージョンを入れてみました。こういう風に生演奏で再解釈したりもするんだよ、ってあたりアーティストプレイリストっぽくないですか?

オープニング (ミニー・オー! ミニー 2014)
シアターといえばこちらのステージからも選出しないと、ということで比較的新しいミニオから。パーカッションの生演奏があったイメージがやはり強い当方ドラマーです。

ディズニーカーニバル (エディット・バージョン)
ラテンといえば、これでしょう。90年代らしい乾いたリズムセクションの録音がミニオとは対照的です。

トゥーンタウン・サウンドメーカー・メドレー
生演奏シリーズをもう一つ入れるなら…ということで、次の曲”Welcome to TOONTOWN"への90年代リンクの前振りとしてあえてアトモス版を入れてみています。あとは星に願いを、ヨーホーなど”ディズニーの名曲”が入っているメドレーなのも選出理由に。

トゥーンタウン (日本語バージョン)
テーマランドで最もしっかりしたテーマソングを持つトゥーンタウン。ファンクでブギーな、子供に向けて大人が本気していたいい時代の楽曲です。ハッチポッチステーションとかと時代近いのも納得。

ディズニー・ハロウィーン (エディット・バージョン / 2006)
シーズナルを入れないと!と思い入れた曲。シーズナルってキャッチーに寄ることが多いので聞き心地とシングルカットで選ぶとこの辺になってきますね。クリスマスは入れちゃうと他の時期聴きづらいし。

ミッキー・マニア (エディット・バージョン / 1995)
これは絶対に入れたかった。「流行りの音楽を本気でやる東京ディズニーランド」が垣間見れる音源なので。いやめちゃくちゃクールだよなあこれ。

ミッキーマウス・マーチ (ユーロビート・バージョン)~インストゥルメンタル
「流行りの音楽を本気でやる東京ディズニーランド」の本命はこれでしょう。幼稚園で踊ったなあ。キムタクとテレビで共演してたなあ。社会現象になったので、これも入れたかったです。敢えてトラックの良さを聞いてほしくてインストです。

ハピネス・オン・ハイ (東京ディズニーリゾート 30thアニバーサリー花火)
花火から入れるなら、と2010年代薄いなあ!というところで。あと周年テーマソングとディズニークラシックスの編曲力を聞いていただきたいところです。

ブランニュードリーム (アフターグロウ)
音楽での東京ディズニーランドの時間の旅を締めくくるバラード。「そっか、1時間経ったかあ」と思ってもらえたらいいなと思います。

改めて振り返ってみて

プレイリストは3年前くらい(確か…)に作ったもので、気合い感じるなあ、今聴いてもいいじゃん、と改めて思いました。最近はディズニーからはめっきり気持ちが離れてしまっているけれど、ここまで持ってきた思いだからなにか復活できるきっかけでもあればいいのになあなんていう元カノマインドを発揮しつつ、もし次回作があればアトラクションを入れられなかったのが後悔なので、そこ反映したいなあと。(書いていてディズニーシー編つくったのを思い出したので、そのうち同じような記事書いてみようかな)

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