アーティスト#15 小路永和奈(箏演奏家)11月9日
第15回 アーティストファイルのゲストは、箏演奏家の小路永和奈さん。
10歳から箏、16歳から三絃を習いはじめ、17絃、20絃も演奏する小路永さん。お母様も箏演奏家ということで、お腹の中にいるときから筝の音色を聴いていたそうです。
2015年第22回賢順記念くるめ全国筝曲コンクール賢順賞(第1位)
2016年第51回熊本県文化懇話会新人賞
2017年第27回くまもと県民賞夢部門を受賞
邦楽のみならず、さまざまなジャンルの人たちをコラボ―レーションしながら、箏の魅力をアピールし続けています。
子どもの頃の夢はお花屋さんですが、
高校生のときに箏の演奏家になる、と決めてからは、迷わずに練習を続けてこられたそうです。
西洋音階も学んでいるので、ポップスの楽曲をお箏にアレンジすることも出来て、様々な楽器とのコラボレーションが可能なんだそうです。
そんな小路奈和奈さんのインタビューはこちら。
小路永さんからのメッセージです。
|リクエスト曲|
優しい気持ちに包まれて /オリジナル曲
高校生のとき、箏の演奏家になることを決めてからは、ひたすら練習に励んできたという小路永さん。音楽大学に進学したあとも、寝るときとご飯を食べるとき以外は、とにかくお箏の練習をされていたそうです。座右の銘は「継続は力なり」。お母様ゆずりの才能はご本人の努力でさらに磨かれ、花開いているのだなと思います。お箏の魅力を多くの人たちに知ってほしい、という言葉通り、さまざまなパフォーマーとコラボしたり、アウトリーチで子どもたちに箏の魅力を伝えたり、精力的に活動をされています。
日本の学校での音楽の授業は、3拍子、4拍子などの五線譜で表現される譜面を演奏することがほとんどですが、本来、日本に伝えられてきた音楽は、拍子や五線譜では表現できないもので、もっと自然に営みに近いような印象を持っています。なので、私もいずれ、お箏を奏でられるようになることがささやかな目標です。
プライベートでは出産されたばかりだとか。小路永さんが子どもの頃からお箏を聴いて才能を開花させたように、お子様も箏を奏でる小路永さんの情熱が伝わるといいなと心から思います。
(事務局 濵島玲恵)
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