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アーティスト#19 中村花誠(舞踊家・鳴り物師)12月7日

第19回 アーティストファイルのゲストは、舞踊家で鳴物師の中村花誠さん。
ご自身も様々な舞台でご活躍ですが、子どもたちの舞踊団=花童の育ての親としても有名です。
子どもの頃に日本舞踊をはじめ、15歳で名取となり、お囃子(鳴り物)も学び師範に。本場・京都、東京など全国的な演奏会の傍ら、地域に根差した和学と邦舞の世界を各地で創りだしていらっしゃいます。

実際はとても小柄でなのですが、舞台に立っているときは、とても大きく感じます。

鳴物師として舞台に出演中の中村花誠さん
花童のメンバー


花童のメンバー
天草四郎ミュージアム

”ちゃんと躾のいき届いたお嬢さんを育てたかったから”というのが、花童をつくったきっかけだそうです。小学生でも、着付け、お化粧、髪結いが自分たちでできる子どもたちは大人気。城彩苑わくわく座(熊本市)、天草四郎ミュージアム(上天草市)、肥後民家村(和水町)、菊池松囃子能場(菊池市)などでレギュラー出演をしつつ、セレモニー、イベントにひっぱりだこです。

そんな中村花誠さんのインタビューはこちら。

中村花誠さんからのメッセージです。

https://www.youtube.com/watch?v=r21ljIKIhU4

|リクエスト曲|
熊本名所(くまもとなどころ)/ 中村花誠(花童)

とにかく情熱的な中村花誠先生。一般社団法人舞踊団花童創設者であり、舞踊家日本現代舞踊はつ喜流家元。子どもの舞踊団を立ち上げ、自ら、家元にもなり、舞踊も鳴物も出来、着付けも、髪結いも、お化粧も自分たちでできる子どもたちを何百人を育てていらっしゃいます。
私も、イベントやセレモニーで、幾度となく、花童に出演をお願いしてきましたが、イベントの趣旨、イメージに合わせて選曲し、音源も編集し、完璧に振付がされています。編集された音源を流せば、子どもたちが曲のタイミングで出てきて、舞台袖で着替えや小物をチェンジして、時間いっぱい、立派にステージをつとめます。衣装も小物もしっかり本物を身に付けており、それこそ、躾が行き届いており、中村花誠さんの教育の賜物だと感じます。
なんと、来年は芸歴60周年だそうです。来年4月には、記念公演も予定されているようです。これからも、日本ならではの芸能を、新しい形で魅せていただきたいです、
(事務局 濵島玲恵)


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