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AVIutlでアナログ放送っぽい質感をつけるスクリプトの配布


これはなんですか?

AVIutlの拡張編集で使う「アニメーション効果」スクリプトです。
中身はご覧の通り「AVIutlに用意されている複数のエフェクト(ぼかし・シャープ・色ずれ・色調補正)を一括で指定する」シンプルな構造です。

使用例

諸々があって配布動画どころではなくなったのでこれでお茶を濁しておこう。チャンネル表示部分のフォントは「アナログテレビフォント」です。

      

周辺光量やノイズなどの他のエフェクトと組み合わせるとよりそれらしくなるでしょうでしょうでしょうでしょう(残響音)

スクリプト

@ぼかし&シャープ&色ずれ
--track0:ぼかし範囲,0,100,2,1
--track1:シャープ強さ,0,100,50,1
--track2:シャープ範囲,0,100,5,1
--track3:色ずれ幅,0,100,5,1
--check0:色ずれ,0
--dialog:色ずれ種類(05),itype=0;色ずれ角度,ikaku=90;色ずれ強さ,ituyo=100;
b1 = obj.track0
s1 = obj.track1
s2 = obj.track2
iro= obj.track3
min=80
max=90
mid=(min+max)/2
amp=(max-min)/2
akarusa =  mid + amp * math.sin(( 2 * math.pi/2) * obj.time )
--2秒(60f)周期で明るさが8090を往復
obj.effect("色調補正", "明るさ", akarusa, "コントラスト", 90, "輝度", 105, "彩度", 105)
obj.effect("ぼかし", "範囲", b1, "縦横比", 0.0, "光の強さ", 0, "サイズ固定", 0)
obj.effect("シャープ", "強さ", s1, "範囲", s2)
if (obj.check0) then
obj.effect("色ずれ","ずれ幅",iro,"角度",ikaku,"強さ",ituyo,"type",itype)
end

つかいかた

  1. このスクリプトをメモ帳か何かにコピペして「@{任意の適当な名前}.anm」にリネームして保存
    私は「@アナログ風基礎セット.anm」という名前で保存しています

  2. AVIutl.exeを置いているフォルダと同じ階層に「script」フォルダを作って(この記事を見にきている諸兄諸姉はすでに作っているかもしれない)1.のanmファイルを置く

  3. AVIutlの拡張編集タイムラインの一番上に「フレームバッファ」を置いてこのスクリプトを適用する

  4. 「ぼかしの範囲」「シャープの半径と強さ」「色ずれの幅」をトラックバーで制御し、「設定」ダイアログでは色ずれの詳細(ずれ幅・角度・タイプ・強さ)を設定します。

  5. 明るさ(色調補正)は自動で変化します。明るさの範囲や周期をいじりたいときはスクリプトを編集してね。

スクリプトのライセンス


クリエイティブ・コモンズの「表示 4.0(国際) (CC BY 4.0) 」です。シンプルなスクリプトなので使いやすいように改造したりなんやかんやしてください。
また、このスクリプトを使用したことによってファイルが壊れるとかパソコンが爆発するなど諸々の損害が発生した場合においても私は一切の責任を負いかねます。(免責)

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FMIC7743
手書きで「おさいせんばこ」と書かれた箱が置いてある。投入されたサポートはガソリン代になり、動画の素材になります。