健康診断の受診率を向上させるためには②〜マーケティング要素を活用した具体例〜
こんにちは!
札場(フダバ)と申します。
健康診断の受診率向上に関する前回記事の続きになります。前回、健康診断におけるマーケティング要素の概要を中心に説明しましたので、今回は事例をもとに具体的な内容でお伝えしていきます。
それではどうぞ!!
健康診断におけるマーケティングとは
健康診断におけるマーケティングとは、どのような内容が効果的でしょうか?またマーケティングは何を指すのでしょうか?
前回の記事にまとめておりますので、気になる方はご覧ください。
ソーシャルマーケティングの具体例
前回の記事を読んで頂いた方は、ソーシャルマーケティングの内容を理解いただいていると思います。
マーケティングの基本として、セグメンテーション(対象の細分化)があり、それぞれの⼈の気持ちに響くメッセージを送らないとその⾏動は変わらないという前提があります。
セグメンテーションが終えた段階として、次はどのようなメッセージが効果的なのかを確認していければと思います。
ここからは、メッセージ等の具体例を記載していきます。
メッセージは簡潔にわかりやすく
メッセージにおいては、必要な情報をいかに簡潔に効果的にお伝えするかが重要になります。
受診率が130倍に
乳がん検診のお知らせの資材の表現を変えたことで、変更前のお知らせを送付したグループでは1500人中1人しか受診しなかったのに対し、変更したお知らせを送付したグループでは1489人中131人が受診し、受診率は約130倍にアップした事例です。
変更前のお知らせ内容
変更後のお知らせ内容
上記の内容に変更することで、受診率に大きな変化が出た事例です。
伝える内容が多すぎる結果、何が重要か分からない状態だったと予測できます。伝えるべき内容を絞り、最も伝えたい内容を明確にした結果だと感じます。
以下は、実際に行われた内容です。
まとめ
今回は、具体例を提示しながら、説明しました。
伝え方を変えるだけで、大きな効果に繋がることが確認できます。
具体例があることで、よりイメージしやすかったのではないでしょうか。
受診率向上に悩まれている方は、今一度、メッセージ内容の見直しを行ってみるのも一つの方法かもしれません。
弊社でも受診率向上のサポートを実施しておりますので、お困りの施設様や気になる方はお気軽にご連絡ください。
札場
Tel:06-6123-8162
Email:m.fudaba@altura.co.jp
参考サイト・資料
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/handbook_tanP_180113.pdf