うつわと花を愛でる
最近、花をよく愛でています。
昔は花にはまったく興味がなく、せいぜい小学生の頃に課題としてアサガオや綿花(ワタ)を育てたことくらい。(ワタが収穫できたのは楽しかった)
母はかつて庭でいろんな花や植物を育てていたし、祖母も華道の師範でしたが、その感性を理解できなかった。
そんな私が、とある物がきっかけで花屋によく寄るようになりました。それが、花瓶。
もともとインテリア雑貨や食器類は好きなのですが、これまで花瓶には注目したことがなく。一度気になってからは、陶器もガラスも、いろんな作品をリサーチするようになりました。
今ではお気に入りの作家さんや、いつか作品を迎えたいと思う作家さんまでできてしまう始末。様々なうつわのセレクトショップや個展の情報も追ってしまいます。
高校時代は美術部で、別館に陶芸室もあったので、陶芸を学び、実際につくる機会もありました。けれどまさか、この歳になってもう一度興味を示すことになろうとは。何がきっかけになるのかは本当にわかりませんね。
そうして、うつわと花。
日常で愛でるものが、またひとつ増えたのです。
私が好むのは一輪挿しなので、花も当然一輪か二輪か、それくらいの素朴なもの。ドライフラワーを飾ることも。
花は本気で極めようとするとそこそこお金がかかるものだと思いますが、その程度であれば気軽に手を出すことができるのです。そこも魅力のひとつでしょうか。
部屋の中にうつくしいものが佇んでいるのは、とても心地よい。
今では、ふとしたときに心を満たしてくれる、大事なものです。
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