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Road to 香港ダービー 世代レーティングTOP10⑧ (11/26)

先週は海外での実績十分な馬が何頭かデビューしましたが、のきなみ苦戦、4歳シリーズに向けて新星誕生とはいきませんでした。

128 / - Ka Ying Rising カーインライジング(NZ/4)
98 / - Wunderbar ヴンダーバー(AUS/4)
97 / - Magic Control マジックコントロール(AUS/4)
88 / - Gorgeous Win ゴージャスウィン(AUS/4)
87 / - Call Me Glorious コールミーグロリアス(AUS/4)
86 / - Packing Hermod パッキングヘルモード(AUS/4)
86 / - Stunning Peach スタニングピーチ(IRE/3)
85 / - Bottomuptogether ボトムアップトゥギャザー(AUS/4)
84 / - James Tak ジェームスタク(AUS/4)
83 / - Rubylot ルビーロット(AUS/4)
83 / - Glory Elite グローリーエリート(AUS/4)

 ということでレーティングのTOP10にも変動はありませんでした。

 レーティング80以下の馬では、沙田8R・シュバリエ不動産開発HCで香港デビューしたチャーミングレジェンド(Charming Legend)がいきなりの勝利を挙げています。
 オーストラリアで6月にデビュー、メイダンと3歳以上BM72のハンデ戦を連勝して香港に移籍してきました。このレースは初出走馬が上位をしめていてまだ実力のほどはあきらかではありませんが、ハンデが130を超えるであろう次走の内容でこの世代での立ち位置が見えてくるのではないでしょうか。

 また、このレースでは鳴り物入りで移籍してきたミッキー(Mickley)もデビューしています。
 イギリスでは3連勝し、ロイヤルアスコットでの勝ち星もありましたがバリアトライアルでの動きが怪しく今回は単勝17倍とあまり人気になりませんでした。が、レースではメンバー中最速の末脚で追い込んで勝ち馬から2馬身差の4着、ハンデが9lb重かったことを考慮すればほぼ互角の内容といってよく、次が楽しみになりました。

11/24 沙田8R結果(racing.hkjc.comより)

 沙田9Rには好タイムで2連勝中のサヴィブリリアントが出走しましたが、前走に続いてスタートに失敗、これが響いて2着に終わりました。前が残りやすい馬場でもありましたが、やはりもう少しスタートを修正しないとこの先は取りこぼしが増えてきそうです。


 このほかこの日は世代最大の大物移籍馬ロマンチックソー(Romantic Thor)や、ニュージーランド時代に今年のニュージーランドダービーを勝ち、オーストラリアでのGⅠを勝った大物オーケストラルを破って重賞を勝っているルポソリタリオ(Lupo Solitario)、ブラジルで4戦4勝(GⅠ2勝)というラックイズバック(Luck IS Back)が香港デビューしましたが、いずれも5着以下と厳しい結果になりました。
 ただそれぞれ次につながる内容でもあったので次走に期待ですね。



 今週は10/27のハッピーバレーでデビュー勝ちしたホースパワー(Horsepower)が、29日のハッピーバレー8R・ロッシュ・ロモンドHCに登場、引き続きパートン騎手が鞍上で連勝を狙います。


 日曜の沙田では、今シーズンここまで不振のコールミーグロリアスが1000mのクラス2、オールウェザーのレースに出走します。父がNo Nay Neverですから合わないということはないと思いますが、ここで立ち直りのきっかけをつかめるでしょうか。
 このレースには連闘で素質馬フルクレジット(Full Credit)も出走します。馬っぷり、スケール感では世代屈指のこの馬も目先を変えて再浮上を狙います。

12/1 ハッピーバレー クラス2 AW1200m 



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