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Road to 香港ダービー2024-25世代レーティングTOP10④(10/29)

先週はレーティング上位に変動はなかったのですが、将来TOP10に入ってきそうな馬もいたりしましたので、更新です。

127 / - Ka Ying Rising カーインライジング(NZ/4)
95 / - Wunderbar ヴンダーバー(AUS/4)
90 / - Magic Control マジックコントロール(AUS/4)
88 / - Gorgeous Win ゴージャスウィン(AUS/4)
87 / - Call Me Glorious コールミーグロリアス(AUS/4)
86 / - Stunning Peach スタニングピーチ(IRE/3)
85 / - Bottomuptogether ボトムアップトゥギャザー(AUS/4)
84 / - James Tak ジェームスタク(AUS/4)
83 / - Rubylot ルビーロット(AUS/4)
83 / - Packing Hermod パッキングヘルモード(AUS/4)

 TOP10の中ではゴージャスウィンが27日のハッピーバレー、クラス2 1200mの廣州ハンデキャップに出走、単勝4.1倍の1番人気だったのですが、中団から伸びず8着に終わりました。

 今週は変則開催で週末もハッピーバレー競馬場で行われたのですが、ここはコースもトリッキーですし、競馬場の雰囲気も沙田とは結構違うので、初出走での好走は難しいと言われています。ということもあり、評価を下げるほどではないですが、レーティングの上積みに失敗したのは痛いですね。

 このレースには、デビュー前の段階で香港カップへの出走登録を行っていて非常に気になっていたSix Pack(シックスパック)も出走していたのですが、後方2番手から直線で追い上げて6着という内容でした。次に期待がつながるレースにはなりましたが、まあ香港カップうんぬんという段階ではなかったです。

10/27 ハッピーバレー10R (racing.hkjc.comより)

4歳馬は関係ないのですが、この10Rは1、2着がちょっと記憶にないほどの大接戦でした。

10/27 ハッピーバレー10R 写真判定(racing.hkjc.comより)

※勝ったのは内のCopartner Pranceです。


そしてこの日は8R、9Rで香港初出走馬が2連勝しました。

 8R肇慶ハンデキャップを勝ったのは、Young Emperor(ヤングエンペラー)です。アイルランドで3戦1勝2着2回の成績を残して香港に移籍、この日は5カ月ぶりのレースでバリアトライアルの動きも悪いということで、単勝42倍の人気薄でしたが、見事な末脚で差し切っています。
 父はHoly Roman Emperor、母の兄弟には英ダービー2着のDee Ex Beeがいる血統で決して1200mがベストの馬ではないでしょう。
 この勝利でレーティングは+6の74になりました。次もクラス3に出走できますが、ハンデは130lb前後に増量となります。これも克服するようであればだいぶ楽しみが広がりますね。

またこのレースの2着Romantic Son(ロマンチックサン)も初出走でいいレースをしていました。この馬はオーナーがD・ヘイズ調教師のシンジケートということで、結構注目されているみたいです。

10/27 ハッピーバレー8R (racing.hkjc.comより)

 次の9R珠海ハンデキャップ、クラス3の1000m戦はHorsePower(ホースパワー)が勝ちました。直線大外から最後の30mほどでぐっと伸びてまとめて差し切るというなかなか豪快な勝ちっぷり。鞍上は現在リーディングジョッキーのパートン騎手でした。 この馬はHarry Angel(父Dark Angel)産駒で距離が伸びても、というタイプではないのかもしれませんが、この馬も楽しみです。レーティングは71(+6)がつきました。
 香港に来る前はオーストラリアで走っていて、リステッドのブルーダイヤモンドプレビューでデビューして9頭中7着、GⅢブルーダイヤモンドプレリュードで11頭中6着と苦戦しましたが、10カ月休養後の未勝利戦、続くハンデ戦を連勝してから香港に移ってきました。
 ちなみにオーナーは香港ジョッキークラブの会長さん夫妻だそうです。

10/27 ハッピーバレー9R (racing.hkjc.comより)

 今週は30日のハッピーバレー開催では、8R興業ハンデキャップにレーティング72のSuper Joy N Fun(スーパージョイNファン)、70のブレイブスマッシュ産駒Divano(ディヴァノ)が出走。7R快富ハンデキャップにレーティング78のHelene Warrior(ヘレンウォリアー)が出走します。

 11月3日の沙田開催はここ2戦ゴージャスウィン、パッキングパワーと好勝負しているレーティング74のGlory Elite(グローリーエリート)がクラス3の1200mに、クラス3の1400mにはフランスのGⅢフランソワブータン賞で2着の実績があるレーティング70のPrestige Always(プレステージオールウェイズ)が登場します。
 この辺りの馬は勝てばレーティング80前後になってきそうなので、注目しておきたいですね。


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