2024/2025シーズン開幕への最終調整【Naoki's Moments #2】
こんにちは!
「Naoki's Moments」は、スキージャンプ選手 中村直幹の近況をお知らせするニュースコンテンツです。ヨーロッパを拠点に活動する中村直幹が、試合やトレーニング、現地での生活のことや日々の想いなどについて語った内容を、ぎゅうっとAI要約してお届けします。
今週も直幹からメッセージが届いていますので、ぜひ、ご覧ください。
Planicaトレーニングキャンプ:1日目
どうも直幹です!
今日は、Bischofshofen(オーストリア)からPlanica(スロベニア)に移動して行ったトレーニングキャンプの話をします。冬シーズンがいよいよ始まる中、アイストラックでの練習に取り組んできました。
Bischofshofenでの初アイストラック
ヨーロッパに戻って最初の一週間は、Bischofshofenで初めて氷のレールで滑りました。夏のプラスチックと違い、アイストラックは少し凸凹していて横滑りしにくいんです。このため微妙なコントロールが求められるので、最初の3本ではその感覚を掴むことに集中しました。ジャンプの調整には、スキーの表面やワックスの違いを確かめるのも大事ですね。
Planicaでのラージヒルジャンプ
次に移動したPlanicaでは、ラージヒルでの初飛行に挑戦。このジャンプ台は最近改修されたばかりで、滑走面が新しく滑りやすい状態です。気温が低いためコンディションが良好で、僕も5本ジャンプして新しい感覚を体に染み込ませました。他の選手よりも滑走スピードが2km/hほど速く、空中での安定感も増しているのが実感できました。
氷上でのスピードがしっかり出ているおかげで、テイクオフの動作もやりやすくなっています。「スピードが出る=いいジャンプに繋がる」という基本を再確認し、これを今後のトレーニングに活かしていきます。来週には新しい金具のテストも控えているので、シーズンに向けた準備がさらに加速しそうです。
Planicaトレーニングキャンプ:2日目・3日目
Planicaでのトレーニングキャンプ2日目と3日目の振り返りと、冬シーズンへの準備について。新たな挑戦や出会いがあり、充実した日々でした。
2日目の練習
午後2時からのジャンプは、気温4~5度と日陰のコンディションが抜群で、滑りがとても良かったです。5本のジャンプを飛び、いずれもアベレージ以上の出来でした!
「ナオキ、どうした!?すごく良くなったじゃないか!」とコーチに驚かれるほど、練習の成果を感じられる内容でした。スロベニアのコーチたちにも高評価をもらえて、冬シーズンへの期待がますます高まりましたね。
3日目の練習
朝は冷え込みが強く、氷が溶け始めるタイミングでの練習となりました。4本のジャンプのうち3本は良い仕上がりでしたが、1本だけアプローチで少し詰まるミスも…。こういった状況でも柔軟に対応できる力を養うのが今後の課題ですね。
Planicaでのトレーニング後は、新しいビンディングのテストが待っています。道具の変更はシーズン全体に影響するため、慎重に進めています。安定した条件の中で細かい調整を続ける予定で、ワールドカップへの準備も順調です!
若手選手との交流
ノルディックコンバインドの若手選手と一緒に練習する機会もありました。彼らの若さや視点に刺激を受けると同時に、自分が年長者になったことも実感しました。年齢を重ねても競技を続ける可能性を感じながら、自分も成長していきたいです。
帰り道には、バンでヨーロッパ中を旅するインスタグラマーと偶然出会いました。旅を通じて得た経験や働き方の話は、とても興味深かったです。こうした出会いも旅の醍醐味ですね。
次のワールドカップ初戦はLillehammer(ノルウェー)。体重管理やトレーニングを徹底して、最高の状態で挑みたいと思います。
Planicaへ再び
Salzburg(オーストリア)で冬用スキーの準備を進め、Planicaで最終調整を行いました。シーズンに向けた仕上げの段階に入っています。
冬用スキーのピックアップ
Salzburgで冬シーズン用のスキーをピックアップしてきました。新しいスキーは、夏用の感覚をそのまま維持しやすい設計で作られているのが特徴です。「夏に使ったスキーと同じ感覚で飛べること」が、この戦いの鍵になりそうです。
スキーの受け取り後、Salzburgでパワートレーニングに励みました。60kgの片足スクワットや跳躍運動などを中心に行い、オーストリアAチームの選手たちと一緒に刺激的なセッションを楽しみました。モチベーションが高い仲間とトレーニングすることで、自分のパフォーマンスもさらに引き上げられる気がします。
Planicaでの最終調整
今日からPlanicaに戻り、ビンディングの最終テストを開始しました。ここでの結果がシーズン全体を左右するため、集中力を保ちながら丁寧に進めています。このテストが終わると、Lillehammer(ノルウェー)での雪上テストが控えています。Lillehammerでは急な斜面と長いテイクオフテーブルが特徴のジャンプ台が待っているので、万全な準備を整えたいですね。
新しい道具がしっかりフィットすれば、ワールドカップ初戦への自信がさらに深まります。
しっかりと自己コントロールを発揮できるように準備する一方で、リラックスも忘れずに挑みたいと思います。
Salzburgでのトレーニングと冬への適応
Salzburg(オーストリア)でのトレーニングや冬に向けた体調管理について。いよいよワールドカップ初戦が近づいてきましたが、冬ならではの難しさと向き合っています。
Salzburgでのリカバリー週間
次の試合が控えるLillehammer(ノルウェー)に向けて、Salzburgで体を整えるリカバリー週間を過ごしています。この時期は特に体が重く感じやすく、動き出すまでに時間がかかるのが悩みどころです。
寒さ対策で厚着をすると肩や腰の可動域が狭まり、ジャンプにも影響が出てしまいます。また、寒さで自転車トレーニングが減り、活動量が下がることで代謝が落ちやすいのも冬の課題ですね。最近は軽くて保温性の高い機能性ウェアが助けになっています。
冬は部屋にこもりがちなので、意識的に散歩を取り入れています。Salzburgの街を歩きながら、お気に入りのカフェでコーヒーを飲むのが最近のお気に入り。外に出て太陽を浴びるだけで、気分も体もスッキリしますよ!
Lillehammerに向けた準備
Lillehammerは厳しい寒さが予想されるため、軽量で保温性の高い装備を揃えました。今年はジャンプスーツの下に保温インナーを着込む工夫で、寒さ対策を万全にしています。
試合直前のこの時期は、チームと過ごす時間が多い分、自分だけの時間を意識的に作っています。自分のリズムを大切にして、内側からリラックスするのがポイントですね。
次回はLillehammerでの試合レポートをお届けする予定です。僕のシーズン、いよいよ本格始動です!応援よろしくお願いします!
あとがき
最後までお読みいただきありがとうございました。
先日の「Naoki's Moments #1」、たくさんの方に読んでいただいたようで、とても嬉しいです!
いよいよ今週末の11/22、Lillehammer(ノルウェー)でワールドカップ2024/2025シーズンが開幕します。ワクワクとドキドキが入り混じった感じですが、まずは全ての選手が無事に開幕を迎えられることを願っています。
その中で、中村直幹を含む日本選手の皆さんが活躍されたら嬉しいですね。 「Naoki's Moments」ではシーズン中も引き続き、このような形で配信していきます。
AI要約前の内容は、オンラインコミュニティ「なかむらなおきのフライングラボ」限定でご覧になれますので、もし、ご興味ありましたら、ぜひご入会ください。 次回もよろしくお願いします!
Naoki's FlyingLabo note編集部
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