【ロゴデザイン】Jandals lifeさまロゴデザインを作成しました
今年は特にニュージーランドにご縁のある年のようで、ニュージーランドにお住まいの日本人の専門家が発信する
「ニュージーランドにまつわる、あらゆる疑問を解決するメディア。
ニュージーランドにたずさわる、すべての人をつなげるプラットフォーム」
Jandals Lifeさまよりサイトロゴのご依頼をいただきました。
JandalとはJapan+Sandalを合体させたニュージーランド英語で日本から来たサンダル=ビーチチサンダルの意味なんですって。日本を意味する単語がニュージーランドで定着しているなんて素敵ですよね。
ニュージーランドの人たちは気軽にこのJandalを履いて何処へでも気楽に出かけていくとのことで、なんともぴったりなネーミング!
Jandals Lifeさんの記事を読んでいると、みなさん身体も心も解き放たれたように自由で生き生きとした暮らしや働きぶりに、とっても羨ましくなります。(うっかりニュージーランドに移住したくなっちゃって困ります)
まずヒアリングシートをご提出いただきました。
ロゴコンセプトと目的
・専門家による信頼性の高い情報記事を発信することがわかる。
・「自然体でいられる」「リラックス」「ゆるさ」を表現する。
・ニュージーランドの大自然を感じられる。
信頼性とゆるさをどうやって共存されるか相反するキーワードですね。
ラフアイデアの前に下調べしました。
・既存の大手のポータルサイト見てこちらとは被らないテイストは何だろう…と考えたり
・ニュージーランドの新聞Herald on sundayのロゴは意外とブラックレター体。
・日本人でニュージーランド移住している人のブログを色々見てみたり、ニュージーランドのニュースを掲載しているサイトを見てみましたが、特に共通されるデザインに関しての傾向はない様子。
こちらから「どう見せたいか」「どう見られたいか」を意識してデザイン提案していくことが大事かなと思いました。
1回目のラフアイデアご提出
7案のラフアイデアをご提出しました。
ご提出はこのような形でコンセプトと、実際のサイトの見え方がわかるように提案書をまとめています。
アイデアの方向性が決定、2案のブラッシュアップ
お客様に提出して、2案を正式にロゴ作成していくことになりました。
手書きのロゴのアイデアなので手書きで書いてからディティールアップしています。
アナログ感は残したい…けれどもディティールアップはしたい…という所が悩みどころでした。
2回目の提出
JandalsLifeの皆様のイラストを入れることとなり、実際の皆様のお写真をお借りして、身長などもお聞きした上で描き起こしました。
A案のロゴのみ、考えられる展開が多かったので何パターンかご用意しています。
小さなロゴに密度の高いイラストを入れるのはリスキーではありますが「似てますね!」と言っていただきほっとしました。
フォントの歴史的な意味合いを調べて、コンセプトにぴったり合うフォントでのご提案をしました。
ほぼ全部のロゴがラスターデータという、最近のお仕事では珍しい提出方法となりました。本番ではベクターデータに変換するため、注意事項も忘れずに(少し見た目がかっちりします)
お客様からのフィードバック
「投票により、A-4が圧倒的人気」「イラストはA-1に変更できますか?」
とのご指示をいただいたので修正しました。
3回目の提出
ここでようやく、本番の提出に近いベクターデータに変換しての作業となりました。アナログで起こしても、ベクターデータにしても、DINのフォントの美しさは損なわれないですね!とっても大好きなフォントです。
ロゴ決定・納品
何度かやりとりをした上、ロゴが決定しました!
モックアップも作成させていただきました。
使用についての書類をまとめ、
・ai
・pdf
・jpgとpng
にて納品させていただきました。
丸型のロゴの作成
その後、ありがたいことにTシャツなどのグッズにも使えるロゴが欲しいとのことで、追加でご依頼をいただきました。
またラフからアイデア出しを見ていただいた上、出来上がったロゴがこちらです。
実際の使用感を見ていただくため、モックアップも作成しました。
ニュージーランドの大自然の前でわくわくする感じ、伝わりますでしょうか。
ロゴを作った感想
「ゆるさ」と「信頼性」という相反するキーワードをどのようなビジュアルで表現するのか、というのがとても難しかったです。
殆どが手書きのラスターデータでの作成という、最近の私の作成では珍しい方法となりましたが、アイデアの幅が広がったと思います。
下調べから出来上がるまで、またたくさんのやりとりをさせていただいたのですが、コロナでニュージーランドがロックダウン真っ最中のなか、どのように過ごされているかなど色々なことを教えていただきました。
私もコロナで息子が学校が休みになり、色々とご迷惑をおかけすることになってしまいましたが、とっても優しくお声掛けをいただき、これもニュージーランドの風だなあ…としみじみとありがたく思いました。
そんなJandalsLifeのみなさんの、ゆるっと楽しく自由に生きるNZの記事がいっぱいです。是非チェック&フォローしてみてくださいね!
Jandals Life
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