NHK BSプレミアム『ロシア・衝突の源流』を見て。
noteでは、自分の好きなことを中心に書き留めたいと思っていましたが、やはり今、この時代を生きているひとりとして、心動かされたことにも触れておこうと思います。
ロシアのウクライナ侵攻から1年。こちらの番組を見て、感じたこと。
テーマは、なぜプーチン大統領が未だにこの戦争を続けているのか、歴代のロシア皇帝が辿った歴史から考察するものでした。
心に響いたのは、「歴史を戦争の道具にしてはならない」、国の指導者が、歴史を口にした時、それは戦争の前触れである、ということ。
よく、歴史から学ぶ、と言います。そのことと紙一重で、歴史から憎しみや恐怖を増幅させて始まったのが、今回の戦争であると思い知らされる言葉でした。そして、戦争は終わらないという現実を突きつけられました。
私が大切にしている舞台観劇も、作品それぞれにはあらゆる「歴史」が背景にあります。これから観る予定の作品、『太平洋序曲』は、まさに母国日本の歴史です。これからの未来を生きるために、きっと得られるメッセージがあると期待しています。
歴史を知ることの大切さ。とても深く考えさせられる番組でした。
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