見出し画像

8枚綜絖のChristmas twillと葉っぱ柄の広幅マフラー

8枚綜絖をフルに使ったパターンを織りたいなと思いつつもどんなのができるのか見当がつかないのでネット検索。その中で気になったもの2種類をピックアップ。

両方とも経糸の通し方は同じなので2パターンぶん糸を繋いで織機にセット。

温かみのある色にしたいなと考えていたのでchristmas twillはクリスマススパイスのイメージ、葉っぱ柄は秋の葉の色をイメージしてみた。

糸はコレまでに使った中で一番細い?自分的にはちょっと贅沢なシルクウール。整経した糸を整経台から外すとやわらか〜な手触り。これは期待値が高まる。


まずはchristmas twillから。組織図通りにレバー操作してるはずなのに柄が出てこない!?と思ったら、経糸を通す時の向きが逆さだったことに気付きそりゃ出ないわーwとタイアップも逆さにしてみるとちゃんと柄が出た。

しかし、細い糸の扱いに慣れてないので打ち込み加減がつかめない…ブロックの大きさがなかなか揃わない状態に。
打ち込み過ぎても柄がつぶれるし、かといってひかえめにするとスカスカになるしで難しい。モヤモヤしながらもなんとか織りきる。


お次は葉っぱ柄のほう。

これまた織り始めがうまくいかず苦戦した。タイアップを逆さにしているのに柄の位置が変にズレてる。逆にしてもダメなら踏み順(レバー操作だけど)をひっくり返すしかないのかと試すとやっと正の向きに出てきた!

緯糸の色、白じゃないほうが良かったかな…?

柄が出てきたは良いけど、タイアップが複雑かつミスしても気づきにくいのでやり直しが地獄w踏み順が煩雑過ぎてレバー式でやるもんじゃない( ;∀;)


ヤケクソになりそうになりながらもマフラーを織りきった後、緯糸を黒にして試し織り。

黒もなかなか良い?

織り終わったらいよいよ仕上げ。
シルクウールなので恐る恐る縮絨マッサージしたけど糸が荒れることなく無事に完成〜

手触りがほんとに柔らかくて心地よい。しかもとっても軽い!





一見柄出しに成功したかと思われた葉っぱ柄だが、糸始末中に織りミスに気付いた。ただ、目立つほどのものでもないし自分用なので見なかったことに…(笑)


試しに巻いてみるとちょっと長過ぎかなぁと感じたので泣く泣く房ごとカット。切れ端はサンプル用にとっておくことに。

使ってみた感想として、膝に置くだけでも柔らか温かいので、ブランケットにも良いかも。

いいなと思ったら応援しよう!