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迷魚の坩堝
#9 | フライフィッシング/FlyFishing
2006年8月10日/シンガポール
多民族国家シンガポールの人造貯水池にて。
モダンな色彩を放つ南米原産の魚と初顔合わせ。
イエローグリーンの下地に黒帯のストライプが、アンチスタイリッシュな独特の雰囲気を醸し出していた。
ピーコックバスは如何にして都の喧騒に迷い込んだのか。
外来魚の歓迎に胸の内は複雑で、なんともいぶかしい思い。
帰り際、水面下を横切ったグロテスクな魚影はプレコか?
貯水池は迷える魚の憩の場。迷魚の坩堝だ。
FF.BUM(エフエフドットバム)
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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤釣師(フライフィッシング)。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。