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フィッシング・グローブ着用の勧め
年を重ねるとともに目立ちはじめる”シミ”。頬周辺や手の甲など一目瞭然だ。特段美容を意識しているわけではないのだけれど、こうなってくると釣り場においても紫外線対策は無視できない。
これまでまったく気にしたことがなかったのだけれど、40を過ぎて、鏡と対峙し“シミ”の存在を目の当たりにした。それからというもの、日焼け止めはもちろん、極力肌の露出を減らそうと試行錯誤の日々を送っている。
今回は、紫外線カットに必要不可欠なギア「フィッシング・グローブ」について少し綴ってみた。
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グローブの役割はUVカットはもちろん、切り傷や擦り傷の防止など、手の保護などなど。最近は素材の進化から防虫効果まで備えたものもある。真夏の炎天下に1日中ロッドを振ることを考えると、可能な限り着用をお勧めしたい。
<メリット>
・UVカット
・手の保護(けが予防)
・疲労軽減
・防虫
<デメリット>
・ロッドを握った時の違和感
・濡れた時の不快感
フィッシング・グローブとはいっても種類は千差万別。季節やフォールドによって様々なタイプのものがあるが、なかでも渓流のフライフィッシングに限定していえば、大切にしたいのはグリップを握った時の感覚が失われないこと。素手で握ったときと、限りなく近い感覚であることが理想だ。フライを着水させるプロテーションに影響があってはもともこもないから。違和感がないことがとにかく大事。
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そう考えると、薄い素材に軍配が上がる。なおかつ指先と手の平は露出しているタイプが理想だ。アブの最盛期は極力露出を避けたいので、写真のようなタイプでは不完全ではあるのだけれど……。
グローブなんてと言うなかれ。快適な釣行をサポートしてくれる必須のギア、是非お試しあれ。
FF.BUM(エフエフドットバム)
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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤(フライフィッシング)釣師。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。
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