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【ベイブレードX】ゴーストサークルは重量差を覆せるのか
どうも、Flyerです。12月は多くの商品が発売されましたがゴーストサークルは無事入手できたでしょうか。今回はゴーストサークルについて解説していきたいと思います。
ゴーストサークルの重量及び形状
ゴーストサークルは小径0枚刃のコンセプトやランブーのラインナップ等、発売前から軽いと噂されていました。自分も重量は32g程度だと思っていました。発売後、入手したゴーストサークルの重量を計測すると、重量は脅威の26g台。同じUXのシノビシャドウや爆転復刻を下回る最軽量ブレードとなっていました。
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側面から見るとメタルが高めに配置されており、側面下側8か所に穴が空いています。重心が高いので70系のラチェットを採用しても倒れやすくなっているので注意しましょう。
下側の穴についてはドランソードやシャークエッジの尖った個所に引っかかる可能性がありますが、あまり気にする必要はないと思います。
上側には不規則な引っかかりがあるのでスタミナで組む際はそこに攻撃が当たらないようにしましょう。
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また、径が小さく下側にも隙間があるのでラチェットに当たりやすくなっており、外周にいると9-60でもバーストするケースが多くありました。
このバースト耐性の低さがゴーストサークルの扱いを一際難しくしており、使用の際はラチェットやビットを普段以上に慎重に選ぶ必要があります。
ゴーストサークルの性能
ゴーストサークルは公式の謳い文句通り、相手が中々接触できない状況を作りやすいベイです。また、相手に接触しても0枚刃のおかげで対してダメージを受けません。
裏を返せば相手にぶつかりに行くのは大の苦手で、相手に当たっても軽い重量と0枚刃で思うように飛ばせないでしょう。
そんなゴーストサークルのスタミナというと小径かつ最軽量級という事で環境の中心にいるウィザードロッドやシルバーウルフには到底敵いません。ですがB同士でヘルズサイズを下せる程度のスタミナはあります。
小径かつ最軽量でも0枚刃。BX環境に存在していれば間違いなく頂点を取っていたでしょう。
送り性能については少々特殊で、引っかかりのない0枚刃が相手の回転吸収を防止しますが、ウィザードロッドと違って径が小さいので送り拒否できるかはラチェットの形状に左右されます。
その為、シュートパワーを上げて送り拒否しようとしても安定しないのが実状です。
ですが9-60を採用すると連打刃のおかげで回転吸収力が大きく向上し、Hビットあたりと合わせて低速シュートしてもコバルトドラグーンEを相手に送りあいで勝利する事ができました。
コバルトドラグーンEは中速以上でシュートすることが多いので文字通り虚を突く事ができるでしょう。
総じて、ワンベイではライバルが多くて厳しいものの、3on3ではコバルトドラグーンを想定し、ウィザードロッドやシルバーウルフと併せて採用する形がメインになると思います。
おすすめカスタム
・ゴーストサークル9-60L
右回転相手は動き回って攻撃を回避し、左回転相手には9-60の連打刃と送り性能に優れたLビットで送りあいを制するアタック系カスタム。
Lビットを採用する事でバースト耐性の低さもケアしており、コバルトドラグーンE相手に強く出る事ができます。3on3におすすめのカスタムです。
・ゴーストサークル7-70O
中央付近で細かく動き、攻撃を受け流す事に特化したスタミナ系カスタム。
7系のラチェットは径が大きいのでバーストしやすく見えますが、ブレードとラチェットの径が一致するのでブレードの下側に当たってもアッパー攻撃になりにくく浮き上がりにくくなります。攻撃を側面で受ける為、7-70を採用しています。径の小ささを活かして攻撃を回避していきましょう。
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・ゴーストサークル1-60GN
中央にとどまって相手に様子を伺わせるディフェンス系カスタム。
1-60を採用するとオーバーゾーンに入った際にブレードの軽さも相まって跳ね上がり中央に舞戻ってきます。GNビットを採用しているのでラチェットがスタジアムに触れにくくなっています。高いオーバー耐性を活かして攻撃を捌いていきましょう。
まとめ
今回の内容をまとめると以下になります。
・ゴーストサークルのスタミナはヘルズサイズ以上シルバーウルフ未満
・送り性能については送り拒否ができるもののラチェットに当たりやすいのがネック
・9-60を採用すると回転吸収力が向上し、低速での送りが可能に
・バースト耐性が低い為、パーツ選びは慎重に
ゴーストサークルは一見、軽くて弱そうに見えますが適切に組み上げれば環境ベイにも一泡吹かす事もできるユニークな上級者向けブレードに仕上がってますので気になった方は是非とも使ってみてください。それではまた。