【ベイブレードX】えぐり込むようなアッパー攻撃がしたい
どうも、Flyerです。アッパー攻撃をしたい時、どんなブレード、どんなビットを使ってますでしょうか？ブレードはシャークエッジやドランバスター、ビットはLFやTあたりが思い浮かぶでしょう。
この記事ではアッパー攻撃の仕組みを解説しつつ、変則的なアッパー攻撃を実現したベイの紹介をしていきたいと思います。
アッパー攻撃の仕組み
ベイがアッパー攻撃を行う場合、大体はベイが傾いている状態になっていると思います。例えば、シャークエッジが相手のベイにアッパー攻撃を仕掛けた時、慣性や重量、お互いの形状によって吹き飛び具合は変わりますが相手のベイは斜め上に、シャークエッジは斜め下に吹き飛びます。その際、ベイの姿勢保持能力によって相手を吹き飛ばす力が変わっていきます。
LFビットなら姿勢保持力が高いので相手に十分な衝撃を与える事ができますが、姿勢保持力が低いビットだと地面に食いつかない為アッパー攻撃の威力が低下します。
縦方向のバウンド機構があるBSビットだと衝撃が逃げるのでアッパー攻撃の威力は低下しますが、自身も吹き飛びにくくなるので相手を押し込めるかもしれません。
また、ベイの姿勢保持力は重心の偏りにも左右され、重心が整っていると傾いたままでも回り続けるので傾きやすくなりますが、重心が偏っていると歳差運動によって起き上がろうとするので姿勢保持能力が上がります。
ドランバスターが重量以上にアッパー攻撃が強力なのは重量の偏りに加えて歳差運動で文字通りのアッパースイングしているからだと思われます。
ただし、ベイを偏重心にしすぎると今度はすぐに起き上がってXダッシュを仕掛ける動きになってしまうので注意が必要です。
バースト時代、ゼットアキレスで斜め撃ちしたらすぐに外周を回ってしまって中央にいるベイに攻撃できなかった思い出があります。Xダッシュもなかったので重心を整えないと使いこなすのが難しかったです。
超Zレイヤー共通の肉抜きに加えてメタルの片側にも肉抜きがある為重心が偏っている。
ディフェンス系ビットでのアッパー攻撃
ディフェンス系のビットで殴りあうとベイが傾いた状態で当たる事が多いですが前述の理由から大して威力が出ない事が多いです。また、ベイが傾きすぎると相手のラチェットを捉えられない事も多く、バーストさせるのも困難です。
ディフェンス系ビットでアッパー攻撃を仕掛けたいのであれば、ベイが傾いてもラチェットを狙えそうなブレードを選択しましょう。具体的にはホエールウェーブやヘルズサイズといった刃が上にせりあがっているブレードがおすすめです。
刃が上にせりあがっているブレードだとスマッシュ攻撃になってアッパー攻撃にならないと思われがちですが、傾いた状態になるとせりあがった刃がブレードの下側に潜り込み、的確にラチェットを捉えるいい感じのアッパー攻撃を行うことができます。故にホエールウェーブにLFを合わせる型が人気なんだと思われます。
ディフェンス系の中ではグリップ力のあるDビットを合わせれば傾いた状態でも十分な威力を出すことが可能です。逆にメタルシャープ軸のMNビットだと摩擦が少なすぎて威力がほとんど出ません。
ディフェンス系アッパー攻撃のカスタム例
これらの理論を基に組んだベイがホエールウェーブ9-70Dです。
重量差で粘りつつカウンターを狙うドランソードNやフェニックスウイングHNと似たような系統のカスタムとなります。
極端なまでの斜め撃ちでえぐりこむようなアッパー攻撃を狙いつつ、起き上がってきたらスマッシュ攻撃の2段構えで戦うことができます。中央でポツンと立つとXダッシュの餌食になりますが回してて楽しいベイです。
ディフェンス系ホエールウェーブいいかもね pic.twitter.com/3fMiu9Iqnw
— Flyer (@Flyer21277124) November 29, 2024
まとめ
今回の記事の内容をまとめると以下になります。
・アッパー攻撃の威力はスピードだけでなくベイの姿勢保持力も影響する
・偏重心にすると姿勢保持力を上げられる
・刃が上にせり上がったブレードなら極端に傾いてもアッパー攻撃ができる
・ディフェンス系ビットでアッパー攻撃がしたいならDビットがおすすめ
アッパー攻撃は場外による仕切り直しのリスクがありますが多くの勝ち筋につながる強力な攻撃なのでそれをしっかりと通せるようなカスタムの参考になれば幸いです。それではまた。