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未練杯振り返り PHI視点

未練杯に参加させてもらったのでGM後記を書きます。運営の皆様、GMの皆様お疲れ様でした。

1.参加の経緯
リベンジがしたかった。

実は昨年も参加させていただいており、今回で2回目の参加となります。
「俺でもHowie Rosemanよりマシな指名ができる!」と意気込んで参加したのですが指名した2人とも2巡という酷すぎる結果に終わりました。現実でもRosemanが神指名したことで悔しさが募り絶対にリベンジしてやると誓いました。今年もオンライン開催ということでエントリー開始の瞬間に応募させてもらいました。

2.当日に至るまで

・基本の指名方針
①割と本気で当てに行く、かつバリュー重視の指名
②WR1人、D1人(Linderbaumでも可)
③Chris Olave狙い

・成立トレード
JAX陣営に付き合ってもらい大型(笑)トレードを成立させました。
バスト処理とMinshew返還を同時に行いました。

・トレードトーク
目標としては18位を12〜14位に上げ、NOやLACがトレードアップしてきてもいいように備えるつもりでした。Garrett Wilsonがトップ10で消える想定だったので、NOが上がってきてOlaveを掻っ攫われる最悪のシナリオを避けたかったのです。
あと万が一Sauce GardnerやDerek Stingley Jrが落ちてくれば美味しすぎますからね。
結局トレード即決はなく、当日次第ということに。いくつかのチームからダウンしないか?と声をかけていただいたのですが、去年の反省からダウンは当日どうしようもなくなった時の最後の手段くらいに考えていました。

3.PHIの"1巡"ニーズをざっくり確認

WR ≧ CB > DT ≧ DE >>>S >>>>>その他
・WRは指名すると3年連続になりますが言わずもがな。
・CBはDarius Slayの逆サイドに即戦力が欲しい。
・DTは来年にCoxとHargraveの契約が切れることを見越してですが、1巡級がDavisとWyattしかいないからなんとも言えない。
・DEはHaason Reddick(SAM扱いでしょうが)加入とBarnett再契約でマストでは無くなりましたが、プロスペクトの層が厚いことに加えGrahamの後任探しでバリューピックなら積極的に狙いたい…という感じですね
・Sはトレードダウン前提
(LBは2〜3巡で取れば良いでしょう、OLもLinderbaumが残ってたら考慮する程度です。)

4.当日

8位終了時点で9位のSEAからトレードのお誘いをいただきましたが断りました。
※Sauce Gardnerが残ってたら受けてました。
トップ10の印象としてはトレードこそあれど順当な指名、Garrett  Wilsonが残ってしまったけどどこかが上げてきたとしても先にOlaveを取られることもないなと安心。トレードはStingleyが12位以降で残ったら考えるか〜くらいの心持ちでしたね。

10 Jameson Williams (GB)
11 Derek Stingley (ARI)
12 Garrett Wilson (NO)
13 Jordan Davis (PIT)
14 Jermaine Johnson (BAL)

この辺りでトレードが続きましたね。Stingleyワンチャン狙いで12−14位のGMに再度問い合わせましたが間に合いませんでした。
Garrett Wilsonのためにトレードアップする気はなかったので、NOが上がって来た時も「今年もNOにやられた構図か〜、Olave狙いだし別にいいか」とそんなにダメージはなかったです。

15位 Chris Olave

画策していた18位トレードアップ、棚ぼたStingley指名も叶わなかったので結局15位で本命だったOhio StateのWR、Chris Olaveを指名しました。即決でした。

個人的に1巡WRの優先度はこんな感じです。本命のOlaveとJameson Williamsの2択でした。

(Garrett Wilson)
Chris Olave
Jameson Williams
(Drake London)
【トレードダウンの壁】
Treylon Burks
George Pickens
Jahan Dotson

・Garrett Wilson
15位には残ってないだろうし指名候補からも消してたので、当日トップ10から漏れたのは意外でした。
エースになる器はあれどトレードアップしてまで取りに行かなくてもいいかなと思っていました。
ダイハードPHIファンだそうで、それだけの理由で狙いに行ってもいいんですけどね笑。

・Chris Olave
絶対的エースがいる中2番手としてしっかり仕事ができる&バストにならなそう…という理由からOlaveにはかなり高い評価をしていました。
本人もDeVonta Smithとコンビを組めたら嬉しいと言う旨のインタビューをしてましたからね。

「バスト回避理論でOlave一択」ともツイートしてましたが、ちゃんとビッグボードで上位にしてるのでバリュー重視という方針は破っていない…ことにしましょう。

・Jameson Williams
怪我抜きで考えたらダントツで今年の1番手。怪我が心配でビッグボードでは18位という評価にしてますが、15位で残ってたらかなり迷っていただろうなと思います。GBさんが10位で指名したので迷う必要もなくなり、Olave一択になりました。

・Drake London
ビッグボードでは今年のWR1ということにしてますが、コンバインで身長のサバ読みが発覚してからPHI目線では指名する気が消え、冷めてました。
6-5のままなら即指名だったんですが、身長がちょっと高めでslotができるWRはオフに移籍してきたZach Pascalで十分です。
Jalen Hurtsのパス能力じゃ競り合いの強さを活かせるか不安なのもありますね。最悪NYGで全然活躍できてないKenny Golladayみたいになりそうですし。

 18位 George Karlaftis

18位ではPurdue大学のDE、George Karlaftisを指名しました。

・18位で欲しかった選手リスト
~tier1~
Jordan Davis (13 PIT)
Trent McDuffie (16 MIN)
George Karlaftis
~tier2~
Jermaine Johnson (14 BAL)
Andrew Booth Jr
~tier3~
Tyler Linderbaum
Devonte Wyatt
Daxton Hill

ここではDの選手を指名する予定でした。
ニーズ通りCBを埋める&MINへの嫌がらせを行うのなら15位でMcDuffieを先に指名しておくべきだったんでしょうが結果論でしかないですね。(McDuffie指名は面白味に欠けるので気乗りしなかったのも事実)
Olaveは即決だったのですが、ここでは持ち時間いっぱい使いました。CBの穴を埋めないといけないんじゃないか?という思いからBoothと悩んだんですよね。
(ならMcDuffie指名しろよ)
結局PHIがCBに1巡を使わないこと、上述したtier、バリューを重視するという自分の方針を考慮し、Karlaftisのポテンシャルを信じて指名を決めました。

総括

未練杯の醍醐味であるトレードこそなかったものの、高い評価をしていたプロスペクトを指名することができ、非常に満足いく結果となりました。
この指名が正解だったかはドラフトとルーキーシーズンが終わってから改めて振り返りたいと思います。

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