シノリガモ、クロガモなど【探鳥日記#28 】2024.12.29
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
2024年最後の鳥見。
この日は沿岸部を何箇所か回りました。
第一目標はマダラウミスズメ、後は今季まだ見ていない海鳥を探しました。
まずは一箇所目の河口です。
ここではアメリカヒドリを期待していたのですが、アメヒどころかヒドリガモが2羽しかいなくて、アメリカヒドリもいませんでした。
その代わりスズガモが多かったですが、特に珍しいものは混じっていませんでした。
2カ所目の河口では、河川敷に100羽ほどのヒドリガモが採食していました。
これはアメリカヒドリが混じっているんじゃないかと一羽一羽確認しましたが、雑種が1羽混じっていただけでした。
そしてその近くの土手では、ホシムクドリが13羽の群れで採食していました。
この鳥は最近に増えていますね。
工芸品のような美しい模様です。
川の方ではクロガモの小群が入っていてゆっくり観察できました。
クロガモは特に声が良いですね。冬の冷たさが感じられるような、美しい鳴き声です。
浜ではハマシギの小群が採餌していて、その中に一羽鳥の海の標識個体がいました。
川の中州にはものすごい数のカモメが休息していました。ほとんどがユリカモメで、1000羽ほどはいたでしょうか。
珍しいカモメが混ざっていないか見たかったのですが、何しろ遠くて難しかったです。
他に500羽ほどのオナガガモや、ハクチョウの小群、パラパラとスズガモの群れ、100羽ほどのカワウの群体が飛んでいたりと、今日のこの河口は賑わっていました。
河口での観察を終え、それからはひたすらマダラウミスズメを探して海上をスコープで眺めていきました。
海上を確認しては移動、確認しては移動の繰り返しです。ちらほらミミカイツブリが視界に入ってきたり、シノリガモ、アビが少数見られました。
しかし、マダラウミスズメは見つかりません。
2時間ほど探してタイムアップでした。恐らくもっと時間をかけて、広範囲を探したほうが良いですね。
最後にシノリガモが近くで見られる場所へ行きました。日が落ちてきて、暗かったですが、近くで長い時間採食しているシノリガモを観察できました。
観察種
コハクチョウ
オオハクチョウ
ハシビロガモ
オカヨシガモ
ヒドリガモ
カルガモ
マガモ
コガモ
ホシハジロ
スズガモ
シノリガモ
クロガモ
ホオジロガモ
ミコアイサ
ウミアイサ
オオバン
カイツブリ
カンムリカイツブリ
ミミカイツブリ
ハジロカイツブリ
シロチドリ
ミユビシギ
ハマシギ(M61)
ユリカモメ
ウミネコ
カモメ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
アビ4
カワウ
ウミウ
アオサギ
ダイサギ
ミサゴ
トビ
ノスリ
モズ
ミヤマガラス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヒバリ
ヒヨドリ
ウグイスc
ムクドリ
ホシムクドリ13
スズメ
ジョウビタキ
ハクセキレイ
タヒバリ
ベニマシコ
カワラヒワ
ホオジロ
オオジュリン
計54種類