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ミヤマガラス、ヒシクイなど【探鳥日記#32】2025.02.23

 この日は最近見に行っていなかったマイフィールドで探鳥しました。

 フィールドに向かう途中で、ミヤマガラスの群れが見えたので寄り道して観察することにしました。

 ミヤマガラスは警戒心が強く、いつもは近くで観察することは難しいのですが、この日は運良くすぐ目の前で見ることができました。すぐ横が車通りの多い車道だったからかもしれません。

 耕起された田んぼに200羽ほどがひしめき合いながら土をほじくり返して食べられるものを探していました。

 やはり非常に美しい、魅力的な鳥です。良い具合に空が曇ってくれたので色がそのまま映し出されて綺麗に写せました。

 特徴的な頭の形がダンディーでとてもかっこいいですね。

溜めてあった水を飲んでいました

 この群れにはコクマルガラスは混じっていませんでした。この距離で観察できたら最高だったのですが。

 30分ほど観察して沼に移動しました。

 沼ではちょうどヒシクイがいて、名前の通り菱の実を食べていました。

ヒシクイ

 コハクチョウは50羽ほどが休息していて、ほどなくして田んぼへ飛んでいきました。

 沼の脇ではジョウビタキのオスが飛び回っていました。じっと観察していたらすぐ目の前に止まってくれて可愛らしかったです。

ジョウビタキ♂Formative(第一回冬羽)

 沼のカモ類はほとんどいなくなっていて、ハシビロガモが一番多く65羽、他のカモは十数羽ほどしかいませんでした。

ハシビロガモ、マガモ、オナガガモ

 観察当初は日が出ていて色が綺麗に出ていたのですが、撮影しようとカメラを構えた瞬間に雲に遮られてしまって、色が曇ってしまって残念でした。

ハクセキレイ♂Basic
ハクセキレイ♀Formative(恐らく)
入り乱れるオオバン
この時期一番数が多いカワウ

 沼を半周して戻ってくると、ヒシクイが岸近くに移動していて近くで観察できました。

ヒシクイ

 オオハクチョウは一羽だけ残っていました。

オオハクチョウJuvenile
コハクチョウBasic
スズメの生る木

 これから田植えの時期までマイフィールドは鳥が少なくなってしまうのですが、予想外の鳥を求めてめげずに通っていこうと思います。

観察種

  • ヒシクイ1

  • オオハクチョウ1

  • コハクチョウ

  • ハシビロガモ65

  • カルガモ60

  • マガモ40

  • オナガガモ19

  • コガモ4 

  • ミコアイサ2

  • キジバト

  • オオバン

  • カンムリカイツブリ

  • カワウ

  • ミサゴ

  • トビ

  • ノスリ

  • モズ

  • ミヤマガラス

  • ハシボソガラス

  • ハシブトガラス

  • ムクドリ

  • ツグミ

  • ジョウビタキ

  • スズメ

  • ハクセキレイ

  • タヒバリ

  • カワラヒワ(亜種オオカワラヒワ)

  • アオジ

計28種類

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