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アメリカヒドリ、アメリカコハクチョウなど【探鳥日記#03】2024.01/13(土)
この日は近場で探鳥。
今季まだ河口のコクガンを観察していなかったので見に行った。
まずはいつも見ている河口の方へ。
早速4羽が休んでいるのを見つけた。
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堤防の上からのんびり観察。
観察中、釣り人の方がコクガンのいる河口に入ろうとしていてヒヤヒヤしたが、立入禁止の看板を見て場所を変えてくれた。ありがとう。
この場所は簡単に人が出入りできるため、安心できる休息場所にはなっていない。
コクガンの観察を終えてカモを見ているとアメリカヒドリを見つけた。しかしかなり遠かったため証拠写真だけ撮り離れた。
干潟のほうへ移動すると、こっちにコクガンが集まっていた。
干潟で休息しているのは初めて見た。34羽が休んでいた。
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干潟は河口と比べて人の出入りが少ないので、こっちのほうが安心できるのかもしれない。
家族群同士で威嚇したりしていた。
距離をとって観察していたが、気になってしまったらしく、手前側にいた何羽かに動かれてしまった。
ここのコクガンは南三陸の群と違い、人馴れしておらず警戒心が強いため注意して観察しなきゃなと思った。
干潟にはウミアイサの小群もいて、ものすごくでかいハゼを捕まえていた個体もいた。
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移動して干潟の奥へ向かった。
タシギとクイナが見れないかと思ったが、満潮だったため干潟が出ていなかった。
そのかわりにカモが近く、好きなオカヨシガモが近くで見れた。
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なお気づかなかっただけでタシギはいたようで、父が確認していた。
河口をもう一度確認しようと戻る途中、コクガンが低空飛行したトビに驚き海上へ飛んでいった。
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河口へ戻ると、さっきは遠かったアメリカヒドリが運良く近い場所へ移動していたので近づいて観察することにした。
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ヒドリガモ♀とペアになっていた。
近くで見ていて気づいたが、顔の緑色の部分に茶色が混じっている。
雑種を疑ったが、胸と肩羽のあずき色や白い脇羽など他の識別点はアメリカヒドリのため雑種ではないと考えた。
それにしてもアメヒの胸の小豆色はとてもキレイ。
次にフィールドを出てMFへ向かった。
まずは田んぼのハクチョウの観察。
二週間ぶりに来てみるとハクチョウの数が3倍位に増えていた。
標識個体とアメコを探してみると、アメリカコハクチョウが1羽に、標識個体(赤足輪C26)、発信機付きの個体を見つけた。
発信機付きの個体は足輪を見ることができなかった。発信機の形とヒルパターンから、去年も一瞬だけMFで観察した個体かもしれないがなんともいえない。
写真は撮らなかったがマガンも1羽いた。
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田んぼはこんなところで、沼へ移動した。
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沼の方にもハクチョウは結構な数がいた。サーチしてみると、アメリカコハクチョウを2羽見つけた。
この2羽、観察していてなんだか見覚えがあるなと思っていたが、どうやら嘴のヒルパターンから考えるに去年もこの場所で確認したペアのようだった。
去年は幼鳥を2羽連れていたが、今年は2羽だけで戻ってきた。
この2羽は去年見たときとても印象に残っていて、帰ってくることを願っていたのでとても嬉しかった。
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オマケのミコアイサ
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日時 2024.01/13(土)07:30〜11:00
観察種
✨コクガン38(a29j9)
✨マガン1
✨コハクチョウ(赤足輪C26、発信機足輪不明)
✨亜種アメリカコハクチョウ4
オオハクチョウ
ハシビロガモ
オカヨシガモ
ヒドリガモ
✨アメリカヒドリ♂ad1
カルガモ
マガモ
オナガガモ
コガモ
キンクロハジロ
ホオジロガモ
ミコアイサ
ウミアイサ
オオバン
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
タシギ
カワウ
アオサギ
ダイサギ
トビ
ミサゴ
ノスリ
チョウゲンポウ♂1
ミヤマガラス
ハシボソガラス
ヒバリ
ウグイス(c)
ツグミ
ジョウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
タヒバリ
ベニマシコ
ホオジロ(c)
アオジ
ドバト
計41種類