カリガネ、雄化オナガガモなど【探鳥日記#24】2024.11.17(日)午後の部
蕪栗沼での観察を終え、次はカリガネを探しに行きました。
ツイッターで、今年は渡来が遅い?というツイートを見かけて、少し見つけられるか不安でした。
そのため時間を多く取って探そうと思っていたのですが、探し始めて10分で見つかってしまいました。
100羽ほどの小さめのマガンの群れに5家族が混じっていました。いつもこんな感じで見られます。
日が高く陽炎がひどかったので、太陽が雲に隠れたタイミングを狙って撮影しました。
「キーキー」という声で鳴きながら飛んできました。鳴き声でマガンでないことがすぐにわかります。
この群れの中には標識首環付きのマガンが2羽いました。
カリガネの観察を終え、夕方に行く予定の落雁の時間まで余裕があったので、伊豆沼付近で探鳥しました。
田んぼには大量のマガンがいました。すごい密度です。
この中に発信機付きの個体が2羽いました。
1羽は読めましたが、もう1羽は終始寝ていて残念ながら読めませんでした。
群れの中に混じっていたシジュウカラガン。
マガンを撮ったら写っていたカリガネ。普通に見逃してました。
ライディングするマガン。
オオハクチョウも一緒に見られました。
伊豆沼のオオハクチョウは、他のところにいるハクチョウよりも美しく感じます。
偶然、足輪付きのオオハクチョウを見つけることもできました。
恐らく環境省がつけたものだと思われます。
次にハクチョウの餌付け場でオナガガモの雄化個体を探しました。
恐らく去年も観察した2羽の雄化個体を見ることができました。
この餌付け場では雄化個体がよく見られます。長生きしている個体が多いのでしょうか。
最後に蕪栗沼へ戻ってシジュウカラガンの塒入りを観察しに行きました。
蕪栗沼に行く途中で田んぼにいるシジュウカラガンを見つけたので少し観察しました。
さて、蕪栗沼に着き、落雁の観察をしました。
時間が経つに連れ、四方八方からガンが沼に戻ってきます。
特に感動したのが、遠くに伊豆沼へと帰る雁の群れの帯が永遠と続いていたことです。改めて数の多さに驚かされました。
16時25分頃にシジュウカラガンが一気に戻ってきました。
良い光景でした。
野鳥を見ていると、不安が消え去り、自分がこの世界に存在してることに安心します。
次は晴れた日に来たいですね。
観察種
シジュウカラガン
ヒシクイ
マガン
カリガネ30
コハクチョウ
オオハクチョウ
トモエガモ93
ハシビロガモ
ヒドリガモ
マガモ
オナガガモ(雄化個体2)
ホシハジロ
キンクロハジロ
キジバト
カイツブリ
カンムリカイツブリ
オオバン
クイナc
シマクイナ?c
タゲリ11
ハマシギ3
オオハシシギ2
クサシギ1
カワウ
ヘラサギ1(初認)
ダイサギ
アオサギ
チュウヒ1
トビ
ノスリ
カワセミ
アカゲラ
ハヤブサ1
モズ
オナガ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
シジュウカラ
ヒバリ
ウグイス
エナガ
ムクドリ
アカハラ(初認)
ツグミ(初認)
ショウビタキ
スズメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
タヒバリ
シメ(初認)
ベニマシコ
カワラヒワ(亜種オオカワラヒワ)
ホオジロ
アオジ
オオジュリン
計55種