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セイタカシギ.バフ変マガモなど【探鳥日記#20】2024.10.27(日)

今日もマイフィールドへ。目的はいつもの見回りです。

フィールドに着いて驚きました。なんと2000羽強のミヤマガラスが飛んでいたのです。恐らく渡る途中の個体も混じっていて、この数になっていたのだと思います。

群れは3つに分散して、上昇気流にクルクル乗って南に流れていきました。

そのうちの少しが降りてきて電線で休んでいたので見に行きました。

ミヤマガラス

コクマルガラスがいないか確認しましたが、見つかりませんでした。

近くの田んぼではハクチョウが採食していました。こちらも数が増えたようです。

コハクチョウ

そのうちミヤマガラスも降りてきて、同じ田んぼで採食していました。

ひと通り観察して、沼へ移動しました。

沼の南側にはいつものようにハクチョウが集まっていて、その中にマガンが7羽混じっていました。

マガン
コハクチョウ。一番右の個体は、灰色の羽が残っていますね。

休息しているマガンを眺めているとき、すぐ目の前のカモの群れの中に白い鳥が見えました。

…あれ、バフ変マガモがいるじゃん!

バフ変マガモ

いつもはもう一方の沼にいるバフ変マガモがこっちの沼に。しかもすぐ目の前にいたので驚きました。

羽繕い、伸びを近くで撮影できて嬉しかったです。

沼の中央にはカモ類が集まっていて、トモエガモの小群も見られました。

トモエガモ

また、ハジロカイツブリも見ることができました。今季初観察です。

ハジロカイツブリ。夏羽の褐色がまだ少し残っていますね。
オカヨシガモ♂も見れました。
菱の実をゲットしたオオバン
ハクセキレイ♂第一回冬羽

近くに岸にはトウネン5羽とハマシギが食事中でした。
トウネンは先週もいた群れだと思います。まだ渡っていなかったんですね。

トウネン幼鳥
ハマシギ幼鳥

沼の対岸には先週の倍くらいの数のオナガガモが集まっていました。

珍しい雑種が混じっていないか群れをサーチしましたが、トモエガモが3羽混じっていただけでした。

また、先月にも観察したクチバシが水色のマガモをもう一度見ることができました。
先月見たときはエクリプスでしたが、一か月経ち生殖羽への換羽が進んでいました。

嘴が水色のマガモ♂

ここでもう一方の沼へ移動しました。

こちらでは長期滞在しているセイタカシギ幼鳥が岸辺で採食していて、すぐ近くで撮影できました。

セイタカシギ幼鳥

このセイタカシギは一か月前から滞在していて、どうやら右翼を怪我しているようです。

最初は全く飛べない様子でしたが、先週見たときは短い距離を飛んでいたので、少しずつ回復しているようです。

しかし、まだ渡れる状態ではないようですね。この沼は身を隠せる場所がないので、越冬は難しそうです。
もう一方の沼に移動してくれるといいのですが。

沼のカモはほとんどがもう一方の沼への移動していて数は減っていました。

日時 2024.10.27(日)13:50〜16:00

観察種

  • マガン7

  • オオハクチョウ

  • コハクチョウ

  • トモエガモ9

  • ハシビロガモ

  • オカヨシガモ♂1

  • ヨシガモ1

  • カルガモ

  • マガモ(バフ変♀1、嘴が水色の♂1)

  • オナガガモ

  • コガモ

  • ホシハジロ

  • キンクロハジロ

  • キジバト

  • オオバン

  • カイツブリ

  • カンムリカイツブリ

  • ハジロカイツブリ(初認)

  • セイタカシギj1

  • トウネンj5

  • ハマシギj1

  • カワウ

  • アオサギ

  • ダイサギ

  • コサギ

  • ミサゴ

  • トビ

  • モズ

  • ミヤマガラス2000±

  • ハシボソガラス

  • ヒヨドリ

  • ジョウビタキc

  • スズメ

  • ハクセキレイ

  • タヒバリ

計35種類


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