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ハクチョウ初認、マガンなど【探鳥日記#17 】2024.10.12(土)

 今日もマイフィールドへ。 

 目的はいつもの見回りに加えて、知り合いの方から情報をもらったバフ変マガモです。

 バフ変とはメラニン色素が先天的に減少しているために、体色が白く変化している個体のことです。

 バフ変のマガモは、前に遠い海上に浮かんでいたのを見ただけだったので、期待して出かけました。

 フィールドに着き、全体を見渡しますが、それらしき鳥は見当たりません。

 双眼鏡を使って一羽一羽確認してみましたが、やはりいませんでした。この日は別の場所にいたようです。

 バフ変マガモは諦めて他の鳥を観察しました。

 コハクチョウが2羽、沼に渡来していました。今季初観察です。

コハクチョウ

 ハクチョウを初認すると、秋が深まってきているのだと感じます。

 後はカモ類を観察しました。

この日はヨシガモが多く、あちこちに浮かんでいました。
ヒドリガモ
シマアジ
シマアジとキンクロハジロ。
シマアジは左が雄、右が雌ですね。
マガモ♂
オナガガモ
育児放棄されていたカンムリカイツブリの雛も、順調に育っていました。

 ひと通り観察して、もう一方の沼へ移動しました。

 こっちの沼でも、コハクチョウが2羽休息中でした。

 沼の中州ではマガンのファミリーが休息中でした。

沼の中州で雑草を食べている個体もいました。

 県北部に行かなくても近場で見られるのはありがたいですね。

 そのうち飛び立って、沼のそばの田んぼで採食していました。

 沼の対岸にはアオアシシギとツルシギ、トウネンがいました。

アオアシシギ幼鳥

 時間が経つと、こちら側の岸まで飛んできて採食を始めました。

 そのうちツルシギはすぐ近くまでやってきてくれて、じっくり食事している姿を観察できました。

海老をGET
斜光だったので、順光側に移動しました。
何を食べているんでしょうか?

 ウシガエルを捕まえている時もありました。しかし大きすぎたようで、散々振り回したあげく、食べるのを諦めていました。

 日の入りの時間になり、最初の沼に戻って、バフ変マガモがいないかもう一度確認しました。

 バフ変マガモは見つかりませんでしたが、さっきはいなかったオジロトウネンが3羽いて、近くで観察できました。

オジロトウネン幼鳥

 それと、さっきよりハクチョウが1羽増えていて、撮影しているときはコハクチョウだと思っていたのですが、帰って写真を確認してみるとオオハクチョウでした。

 オオハクチョウはもっと遅い時期に渡ってくるイメージがあったのでちゃんと確認していませんでした。危ないですね。

 日の入り後、3羽とも飛び立って、南へ渡っていきました。

日時 2024.10.12(土)14:00〜17:10

観察種

  • マガンa4j3

  • コハクチョウ5(初認)

  • オオハクチョウ1(初認)

  • シマアジ♂j1♀j1

  • ハシビロガモ

  • ヨシガモ

  • ヒドリガモ

  • カルガモ

  • マガモ

  • オナガガモ

  • コガモ

  • キンクロハジロ1

  • オオバン

  • カイツブリ

  • カンムリカイツブリ

  • オジロトウネンj3

  • イソシギ

  • ツルシギj2

  • アオアシシギj3

  • トウネンj3

  • カワウ

  • ゴイサギ

  • アオサギ

  • ダイサギ

  • コサギ

  • ミサゴ

  • トビ

  • ノスリ

  • チョウゲンボウ

  • モズ

  • ハシボソガラス

  • ヒバリ

  • ショウドウツバメ

  • スズメ

  • ハクセキレイ

  • タヒバリ

  • カシラダカ

計36種


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