個人で取り組むSDGs [40歳からのSDGs]
個人でSDGsに取り組むにあたって何ができるだろうか?サラリーマンを続けながら日々考えています。その中で以下の問題が人権に直接かかわってくる私たちへの問いかけで、一人ひとりの変わる気持ちが強ければ、解決できる問題が多いと思います。特に日本人の人権に対する意識は低いと思っています。一つひとつ見てみましょう。
「目標8.働きがいも経済成長も」では労働者の権利に言及しており、若者、女性、障害者、全ての人に等しいチャンスを与えることが大切と言っています。日本では非正規雇用が大問題になっていますが、その中でも大きな課題が、同一労働同一賃金を達成させることです、政府も推進していますが、非正規だからと言って給与が低いのは差別になり、人権侵害です。
「目標5.ジェンダー平等を実現しよう」には差別をなくそうということが主としてありますが、LGBTに対する意識改革、女性を性的対象としてシンボル化せず個人として職場でも社会の中で平等に扱うべきだと日々感じています。これも私たちが変わるべき問いかけです。
「目標16.平和と公正をすべての人に」ではすべての人々にが強調され、平等な社会を私たちが作るべきと説いています。日本ではどんな問題があるか考えたんですが、この問いかけは意外と近くにゴロゴロ転がっていることがわかります。例えば、職場での上司と部下の関係。家庭での親と子どもの関係、家庭での夫婦の関係など、人と人の関係性がうまくいかない例として、上下関係がついてしまうことがあります。これらの関係で相手に逆らえずに命令に従っていることがありませんか?その時点で人権が侵害されていることを知らなくてはいけません。
個人的には、子供二人、妻、職場の上司、同僚や友人など、あらゆるところで、日々会話をしていますが、それぞれの相手に対して決めつけて物を言ったり、色眼鏡で見てないか、あらためて自分の胸に聞いてみる。
新しい価値観にアップデートして、社会を次のステージへ発展させたい。一人ひとりの意識が社会を変える一歩になると思いました。