SDGs はサラリーマンのコーヒーブレイク[40歳からのSDGs]

11月にSDGs検定があることもあって現在、通勤時間や深夜時間を使って勉強中。忙しいけど結構楽しい。というのも40代になってくると人生の意味を考えることも多いし、仕事をしながら自分が本当にやりたかったことってなんだろうと改めて考えるからだ。特にサラリーマンで毎日仕事をしていると会社で働いていることが、どう社会に貢献できているのか不安に思うこともある。そんな時にSDGsを学ぶと少しすっきりする。私にとってコーヒーブレイクのような存在。

検定の参考図書であるSDGsビジネス戦略を読むと、SDGs17の目標が1つ1つ繋がっていることがよくわかってくる。特にSDGsが生まれた経緯や歴史など本書には詳しく書かれているので、とても興味深く読み進めることができた。

1600年の英国東インド会社の設立から400年あまり私たち人類は経済を少しずつ学んで発展してきた。最初は1つの国の利益のために植民地化して利益を得たり、人権という考え方がない頃だったので、戦争の歴史と重なることも多かった。

また産業革命から鉄の量産化が始まり、農業や職人業から機械化された産業経済へと発展するわけだが、そこでも労働者に対する環境の問題や格差などが出て多くの人々の中で軋轢が生まれてきた。

そして現代においても、ITテクノロジーの台頭により、経済が成長し、多くの人々が便利で豊かになった一方で、そうでない人との格差や、精神的な豊かさの欠如による問題などが出てきて、あたらめて「豊かさ」とは何かについて考えさせられている。

そんななか国際連合が地球やそこに住む人々・生物が豊かに暮らすためにどうしたらいいのか?75年以上考えてきた一つの答えがSDGsの17つに詰まっている気がする。

また私たち40年代は戦争の悲惨さも学んだし、国際連合の発足も比較的身近な存在で、1980年代から環境問題、貧困の問題が世界で問われてきた時にちょうど小学生くらいだった。ユニセフのCMなどよく流れていて貧しい子供を見るたびに 胸を痛めたり地球環境について考えることも少なくなかった。そんな私たちが今の子供たちに何ができるのか?というテーマとも重なり、我がごとと感じざるを得ないのがSDGsのテーマだ。

テーマは、いくつかのジャンルに分かれており 大きく分けて3つになっていると感じた。新しい経済の形、地球環境、人権の3つだ。また、これらが無限にあるものではなく、有限で壊れてしまう・枯渇してしまう可能性があるため、持続可能なものにするためにどうしたらいいのか?を考えるところがSDGsのスタートでもある。

次回は、3つそれぞれについて、目標と紐付けて考えていきたい。また17の目標にはそれぞれターゲットがあり具体的な目標として数値化されている。169のターゲットこれについても1つ1つ学ぶ必要がありSDGsを体系的に学ぶのは非常に幅広い分野で考える必要があることがわかった。

検定については数値を覚えてテストにのぞむ必要があり、これもできれば覚えるようにしたい。


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