ファンタビを語る〜兄弟編

なるべくネタバレ回避しつつ、知らない方にも少しは伝わったらいいな~と思いながら好きなように書いてます

ツイ下書きをまとめた「心の排気ガス」というページでもちょっと、いや軽めにしつこく?書いていた話をもっと詳しくしたいと思う。(ここにも載せるほどの文章じゃないので引用することはしない。というか雑多すぎるページなので、おすすめすることもしないこともしない。)
最近、大好きな映画シリーズ、ファンタスティック・ビーストの主人公であり推しであるニュートのことを考えると、頬と口角がゆるゆるになって途端にニヤニヤしてしまう。その緩み具合は家族を含め人には見せたくない&見せられない顔であろうし、自分でも鏡を見たくないので見たことがないほどだ。
そしてニュート単体でも十分、かわいいかわいいと愛でる行為が止まらないが、この度のハマり再燃でテセウス・スキャマンダーとの関係性を深掘りしてさらにかわいさと尊さが強まった。おかげさまでここ1週間ほどは(この文章を書き出した頃は…その後崩れ出したときの喋りを他ので書いてますがこの人たちのおかげでまだなんとか生きてます)、眠りにつくときに良い気分でいられている。

そしてわたしはニュートを推しとして愛している自覚があるが、ニュートへの愛が一番大きいとはどうやっても言えないのだ。一番愛している人になりたいとか一番愛してると主張したいだとかいう欲はないのだが、例えなろうとしてもなれない。そしてそれは、わたしの推しへの愛が足りないからということでもない。
なぜなら、テセウス・スキャマンダー以上にニュート愛が強い人間は存在しないはずだからだ。

テセウスはニュートの実兄である。8個上、ということはホグワーツ在学は入れ違いでギリギリ被っていないことになる。映画2作目で初登場。魔法界の政府である魔法省にて、英国闇祓い局局長という役職を務める。ニュートの親しい友人の婚約者という立場で、(主にニュートが)少し感情的に複雑な様子ではある。
2作目前半。ニュートは魔法省、その建物の廊下で背後から兄に声をかけられる。が、スルーして早足で逃げようとする。弟が兄を避けるのには、大抵の人間に対してそっけない人である他にも色々理由が想像できるが、兄がこの魔法省(=仕事上の方針で相容れない組織)に所属している、というのは一つとしてあるように思う。この兄弟は若干以上にぎくしゃくしているのだ。
だがそんなものも構わず、辺りに聞こえないように警告のメッセージを伝えるためとはいえ、兄は弟に何の躊躇いもなくハグを要求する。そのあたり、兄から弟へ一方通行の矢印が見える…。きっとそれが二人の通常運転なのだ。兄は一切の見返りも、ハグで自分の背に手を回すことも求めない。ハグをして弟へ伝えた言葉だって、心配に溢れたものなのだ。きっと一番ニュートを見てきた一番の理解者で、一番大事にして心配してくれてる人なんだろうな。いい兄。それがニュートとしては性格上、重いと感じる時もあるのだろう。
でも、本当は嫌じゃない。逃げようとはするけど胸板を押し返したり拒絶したりはしない。理由があってとわかった上だろうと、それでも本気で嫌だったら、嫌いだったら拒否するじゃん人って。でも受け入れてるってことは、と。
2作目のラスト、ネタバレなるべく回避のために詳細は省いておくが、ニュートからハグをする場面がある。ここポイント。本当はニュートなりに思いやってるし大事に思ってる、という答え合わせ、アンサー、尊いですさようなら。これぞ兄・弟・愛。詳しくはぜひ映画を観てください。わたしはもうなんだか二人のことを考えるだけで泣けてきます。

もう一度言っておこう。テセウス・スキャマンダー、彼は英国闇祓い局局長である。闇の魔法使いを葬る闇祓いという職種の中でも、イギリスのトップを誇る強さを持った魔法使いなのだ。かつて戦争の英雄と呼ばれ讃えられたほどの。よって警戒心も反応も感覚も誰より鋭いはずなのに、弟が一緒だと途端に緩くなるのなんなんだ。
3作目、マンティコアというエビと蟹とサソリを混ぜたみたいな魔法動物から逃げ、命からがらポートキーなる道具でワープするシーンがある。一緒に同じ場所へ移動するには、それぞれがポートキーを同時に掴んでいるか、手なり体の一部なりを繋いでいる必要があるので、テセウスは弟と手を繋いだ状態で脱出する。(まぁ実際は必至の成り行きで、引き摺られるテセウスの手をニュートが掴むしかない状況だったわけだが。)
移動した先、起き上がって手を繋いだままだったと気づいた弟に手を離されても、その間ずっと弟を見つめており、手離されて心なしかちょっと寂しそう。
とその一連の間、ずっとテセウスの腰には巨大なマンティコアの腕?が巻きついたままである。あんなデカくて重そうで存在感しかないものが自分にくっついていて、気づかないやつがいるだろうか??という具合。ワープにより胴体とは切り離されたそれが、タコの足で度々起きる現象のようにひとりでに動いて、自分に触手を向けてきて初めて気づくという、突然の鈍感さを発揮する兄…。弟しか見ていなかったという何よりの証拠ではなかろうか。愛が強い。
ちなみに、兄に巻きついた腕に、弟は手を離すタイミングで先に気づいている。本人に言わないところがニュートらしい。

とここまで、この二人のファンなら超王道なシーンたちについて書いてまいりましたが、n番煎じだろうが、書きたいから書くのだー!と書いている。そして一番は、我々がいくらでも繰り返し語ることで、一人でも映画を見てくれる人がいれば万々歳だと思うからだ。
わたしへのいいねやフォロー、読んでくださるだけでめっちゃ嬉しいです!感謝…!そして映画観てくださったらそれが一番喜びますのでぜひ!!
ファンタビでも、ハリポタ観てなかったらハリポタでもいいです1本でいいんです、たった2時間以内でこんなにおもしろい世界はない!ってところに連れて行ってくれますよ、ぜひ観て~~~!わたしはこのシリーズに出会えて心から幸せだと言いきれます
ハリポタはかわいいから断然1作目から見るのがおすすめ、ファンタビは話の繋がりがあるので個人的には1だけど3からでももしかしたらいいかもしれん!2の兄弟ハグが観たかったらまぁ2からでも良し!これはもうとにかくお願いになっちゃいますね
好きでおすすめした映画を観てもらえたときほど、映画好きとして嬉しいものはない。

(まだまだ続く)


20241227


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