マシンガンズ・滝沢をはじめ清掃員へ贈るー「いつもありがとう」
お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が語るゴミ関係の記事があると、つい読んでしまう。毎回、「ほぉー」「へぇー」「そうなのか!」と勉強になるし、ゴミ出しへの意識も変わる。
清掃員の方の仕事は本当に大変だ。大雨だろうが雪だろうが、台風の時でさえ、いつもどおり収集に来てくれる。
我が家の周辺では、まず、収集車が来る前に先行して一人が走ってくる。各戸建て住宅の前に出されたゴミ袋をすばやく回収。両手に10個くらい回収しては、ひと山にして置いていく。その後、もう一人の職員が車から降り立って、山になったゴミ袋を車の中に次々と投げ込んでいく。先行している職員はさらに前方を走り、どんどんゴミをまとめている。常に走っている状態だ。
各家庭ごとにゴミを出す場合は、収集のたび、家の前にいちいち車を止めていたら効率が悪い。だから、ある程度ゴミをまとめながら、一気に車に放り込んでいくスタイルなのだろう。
一方通行の道、車が入りにくい細い道、交通量の多い道もある。工事が行われている場合もある。そういうことも考慮しながら、効率的にいつも収集作業を行っているのだ。すげぇ。
カラスや野良猫除けのネットをかぶせている場合は、それをはがしてゴミを収集。その後、ネットが邪魔にならないように道路脇に寄せる必要がある。ネットをただひっぺがして終わり、ではないのだ。ポリバケツやゴミ箱、ファスナー付きのネットに入れてゴミを出す家庭もあるから、収集にも手間がかかる。
ところで、戸別収集の場合は、出したゴミの責任が明確になり、分別がしっかりされるのがメリットだと思う。しかし、収集効率は落ちるだろう。一方、マンションや地区ごとに集積場に出す場合は、収集効率はいいものの、ゴミを出す側の責任の所在が不明瞭なため、マナー違反が起こりやすいというデメリットがありそうだ。うちのアパートの集積場にも、可燃ごみに空き缶を混ぜて捨てるヤツがいる。どう考えても、缶は燃えないだろーがよ。
最近では、収集車が自分の横を通りすぎた時には、「おつかれさま、今日もありがとう」と呟きながら車を見送っている。コロナ禍にゴミの出し方を発信してくれたマシンガンズ・滝沢のおかげで、清掃員の仕事を知ることができたし、目を向けるようになった。ゴミ出しへの意識も高まった。これからも、ゴミ清掃芸人・滝沢の発信に注目なのである。(文中敬称略)
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