スポ根少年漫画『PRODUCE 101 JAPAN』からJO1にどハマりした私が無印を振り返る。【ポジションバトル編】
怒涛のチーム決めを見ていると、もしここでナイナイさんが違うボールを選び取っていたらあのドラマもあのドラマも生まれていなかったんだなぁと改めてプデュの“奇跡”を感じさせる。それほどにポジションバトルにはいろいろなドラマがあった。
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◯DNA
とにかく豆ちゃんを睨みまくる汐恩さん、選ばれない汐恩と景瑚という激アツ展開から始まるDNA。「正直負けたなと思いました」と正直すぎる汐恩さんを筆頭に終始気まずさが漂っていたDNA2組が、ポジションバトルの中で一番私の心を打った。
練習場面ではギスギス→怒られ→良い雰囲気へ、という王道ルートを通った2組だが、ここではその過程よりもパフォーマンスにやられた。今見ると全員が輝いている良いパフォーマンスなのだが、当時の私の心は2人の問題児(当時)たちにすっかり持っていかれてしまった。
今思うと登場時から景瑚さんに一目惚れしていたのかもしれない私だけど、それが決定的になったのは間違いなく「一瞬で君だとわかった」の瞬間である。ありえないほどのオーラと華、一瞬で君だとわかったのはこちらの方だ。
そして、あんなに尖っていて異質な雰囲気を放っていた鶴房汐恩さんが国プの前に立った瞬間優しい顔で笑う姿を見て、こちらも恋に落ちてしまった。だってそんなのずるいじゃないか、初回は強めの態度で登場したけど、いざステージに立つと自分への歓声に思わず頬を緩めてしまうなんて、どう考えても漫画すぎる。
王道爽やかイケメンに続いて不器用ツンデレイケメンが登場し、私が無印の深い沼に落ちるのが決定的となった場面だった。
そして1組、申し訳程度に初心者演出がなされているものの、流れている練習風景が既に上手すぎる川西拓実さん。もちろんある程度注目はしていたもののまだぽけーっと拓実さんを見ていた初見の私にとって、この場面がグループバトルへの大きな伏線になっていたように思う。
◯Wherever you are 1組
純喜の明るさゆえか、メンバーの安心感ゆえか、はたまた林くんの良くも悪くも楽観的な性格ゆえか、走り出しから前向きな雰囲気を感じるこのチーム。個人的にはプデュ純喜のただの大学生みたいな雰囲気が大好き(めちゃくちゃ褒めています)。男澤くん、ほんとにどうしてメボになれなかったんだろう。
1人で黙々と練習する純喜。デビューしてからも練習大好きと言われる彼の片鱗が既に見えてる。ずっと練習量に不安を感じている姿に、ここで努力家のイメージがついた気がする。
◯Lemon 1組
この頃から自他共に認めるリーダーの奨くん。持ち前のおおらかさとリーダー力を認識したのがここでした。
伝説のCメロをはじめ、包み込むような深い歌声の虜になったのはもちろん、髪型チェンジが私の中でめちゃくちゃ功を奏し、この頃から與那城さんは「よなさん」として大きな存在になっていった気がする。
◯OVER THE TOP 2組
伝説のるきやす回。瑠姫さんはここから連続でセンターを務めるから嫌でもその存在感を高めていくわけで、その第一弾。この時点では瑠姫さん個人というより、るきやすの相棒感に沸いていた記憶。
まだ瑠姫さんが元Jrということを知らなかった当時、顔もパフォーマンスもジャニーズ似合うな〜と思ったことを覚えています。
本田くんが報われて本当に良かった。今思うと瑠姫くんの涙も珍しいな。
◯タマシイレボリューション 1組
伝説のされポ回ですが、私には本当に見る目というものがないので、この時点ではそこまで碧海さんに注目してなかった。
ただ、インタビューでしゃきしゃき喋る姿が印象に残ったのだけすごく覚えていて、プデュ全体を通して、若いのにしっかり自分の意見を伝えられる人なんだなという印象を抱いていました。
◯HIGHLIGHT 1組
強者揃いのこのチーム。順位やクラスにとらわれず自分の目で見て評価したダンスを根拠にいきなり空くんを選ぶ蓮くんはさすが。安定メンツの中に「未知数・不確定要素」の登生くんを投入した最強の布陣を組んだ蓮くん、センター決めでのちょっとかわいらしい姿も含めて、この時点で最強としか言いようがない。
パフォーマンスはさすがの美しさでトップクラスに完成度が高いけど、私の中でシプズがJO1にいることも確かじゃない時期だったのもあって、この時点で誰かが気になる!というレベルには達さず。
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そんなこんなで他にも語りどころが多いポジションバトルだけど、私のポジションバトルの初見記憶はほとんどDNA2組に持っていかれてしまった。それほどまでにあのけごつるのインパクトは大きかった。
この辺りから、この番組もしかして少年漫画かもしれない…!とプデュ無印にときめき始めた私。グループバトルではいよいよプデュ漫画すぎ巨塔のラスボスが大きな存在感を見せ始めることとなりました。
(続く)