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65歳の日常 お彼岸の中日 2022/09/23

こんばんは。
今日はお彼岸の中日でしたね。
ご先祖のお墓参りに出掛けた方が結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
私の家でも妻と出掛けてきました。
雨が心配でしたが、何とか降られる前に行ってこられて良かったです。
少し暖かいくらいでいい陽気でしたね。

私の家の墓には私の祖父母、父、父の兄弟が眠っています。
父の兄弟は先の戦争で戦地で亡くなっており、遺骨は帰ってこなかったと聞いています。当時は同じ境遇の家族がたくさんあったと思います。
その戦争から77年も経っているんですね。

私の家の菩提寺は港区の三田にあるのですが、祖父が戦後にお世話になるようになりました。
私の祖父は近畿地方の出身で、東京に出てきて根を下ろしましたから、東京には菩提寺がありませんでした。

今日も私が参った墓は子供のころに祖父母が亡くなって、父が建てたもので50年以上経っています。それでも新しい方かもしれません。墓石ってそれほど変化しないものなんですね。

ですが、本堂のすぐそばにある古いお墓はかなりボロボロで崩れかかっていて、かろうじて読める刻まれた文字は、明治よりも以前の年号が書かれていたりします。時代を感じさせられます。

同じ墓所には、父の兄のお墓があります。
私が子供のころにはよくかわいがってもらったのですが、悲しいことに事故で早くに亡くなりました。
そのお墓にはおじさんおばさんが眠っていて、
我が家の墓参りの時にはそちらにもお参りするのが常となっています。

今日はすでに誰かがお参りした後で、お花はまだまだ生き生きとしていましたから、多分私の従妹がお参りしたのだと思いますが、その時に不意に思ったことがありました。

おじさんおばさんの墓を守っていくのは誰なんだろうかと。

おじさんの家族に従妹がいますが、姓をついでいるのは一人だけで、子供は他家に嫁いでいますから、どうなるんだろうかと。

年をとるにつれ親戚付き合いがどんどん疎遠になるばかりなのはどこにでもある話なのかと思います。
自分にしても、頭は幼稚なままだとしても年齢は65を数えていて、これから先の人生のほうが短いだろうというのはわかります。

他家の墓守の心配だけではなく、我が家の墓の心配もしないといけないんじゃないかと考えさせられた秋分の日、お彼岸の中日でした。

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