高校一年生:フルートとともに 番外編 「オーケストラがやってきた」に出演しました(^^♪
Aloha !
忘れてた、忘れてた。
書き留めておかなければならないことを忘れてました。
自分にとっての、印象的な出来事、一頁でしたからね(^^ゞ
高校1年の冬に、個人レッスン受けてた先生から、
「こんなのあるんだけど、出てみる?」
と言われて渡されたチラシ。
「オーケストラがやってきた」
フルーティスト大集合!!
って、ドリフターズの土曜日8時の番組のノリに近くない?
って、なにせ同じ赤坂のテレビ局の番組ですからねぇ(^^;)
私「はい!( ̄^ ̄)ゞ もちろん出させて頂きます!」
と、即答したのでありました(^^ゞ
「オーケストラがやってきた」
は、TBSで、日曜の朝に放送していた番組で、
間違いなくテレビ朝日の
「題名のない音楽会」
とは対極にあるものを作ろうとしてましたね。
放送時間はガチンコでは無かったような気がしましたが、どうだったかな(^^ゞ
「題名のない音楽会」は、作曲家の「黛敏郎」さんが司会を務めていて、高尚なイメージがプンプンしていた気がする。
それに対して、
「オーケストラがやってきた」
は、作曲家・指揮者の「山本直純」さんが、まるで小学校でよくある音楽教室のような(失礼!)、親しみやすいもので、クラシックにまったく縁のない人でも見て楽しめる番組作りを心がけていたのではないかと思います。
最近の「題名のない音楽会」はだいぶ視聴者に寄り添ってきてて、
当時の「オーケストラがやってきた」に近い感じになってるかも。
たぶん、二代目司会者の「佐渡裕」さんの頃から変わってきたんじゃないかとおもいますね。
「山本直純」さんは、この番組が始まる前から森永製菓のチョコレートのTVCMに出演していたんですよ。
「大きいことは、いいことだぁ~♪」と気球のゴンドラに乗りながら指揮棒を振り回しているおじさんって感じで知ってる人が多かったんじゃないかと思います。
ところがところが、私もずっと後に知ることになるのですが、
指揮者の「小澤征爾」さんと共にあの「齋藤秀雄先生」に師事した人で、
みんな知ってる映画「男はつらいよ」のテーマ音楽も作曲した人なんですよ。
番組に出演していたオーケストラは、当時「日本フィルハーモニー」と分裂したばかりの「新日本フィルハーモニー」でした。
フルートの首席奏者は「峰岸壮一」さんですね。
新日本フィルハーモニーは厳しい時期だったと思いますが、山本直純さんはバックアップされてたんでしょうかね。
すごかったのは、当時ボストン交響楽団で活躍されていた指揮者の「小澤征爾」さんがゲスト出演したり、ボストン交響楽団のコンサートマスターを連れてきたりしてたことですね。
山本直純さんとの友情があったから出演されてたんじゃないかと思います。
前フリが長くなりました(^^ゞ
番組の収録は、かつて港区芝大門にあった「郵便貯金会館」でした。
集合時間に行ってみると、まぁいることいること。
ホワイエに沢山の笛吹きが、、、(゚o゚;;
「フルーティスト大集合!!」って特集だから当然ですが(^^;)
配られてた楽譜は、確か「クワイ川マーチ」、「アルルの女のメヌエット」かな。
本番ではステージのひな壇に第九の合唱団的にずらっと並んで吹きました。
アルルの女のメヌエットを百人規模のフルート吹きが吹くのはいささか、、、( ̄。 ̄;) 凄まじい音程の嵐だった気がする。
緊張したかどうかもまったく覚えてないけれど、あっという間に終わった感じ。
立ち位置は一番下手側だったから、TV放送されたときにはそこを「じ~~っ」と見てたけど、自分かどうかもわかりませんでした(^○^)
当時はビデオなんかないし、テレビもブラウン管だしね( ̄。 ̄;)
あ、そうそう本番前に「山本直純」さんが私のすぐそばを通り過ぎたんだけど、すごく小柄で驚きました。
テレビで見ると違うもんだなぁとそのとき思いましたよ。
TVCMでは「大きいことはいいことだ~」ってやってたけど、
憬れがあったのかなぁ~なんて思ったりして(^^ゞ
まるで群衆のエキストラみたいなもんでしたから、大したこと思い出せなくてすみません(^^ゞ
ですが、そのとき以降テレビには出たことありませんから、
貴重な思い出の一つではあります\(^_^)/
それでは、また Mahalo !