フルートとともに
ここからは、自分のだめな部分をさらすようで恥ずかしいのですが、これが私そのものですから仕方ありませんね(^^ゞ
きっかけはクラスメイトから
私がフルートを吹きたい!、と思うようになったのは中学3年の冬でした。
きっかけは、クラスメイトのひかるくんの存在でした。
彼の父君は某商社にお勤めで、海外出張もされていたようです。
家庭環境の賜で、ひかるくんは他の生徒とは違う感性を持っていましたね。
その彼が、音楽の授業の自由課題(歌でも楽器演奏でもOK)で、
フルートで、"Debussy"の"Syrynx"を吹いたんですよね。
ちなみに、そのフルートは、父君がフランスに行ったときのお土産?だったそうです。
彼の演奏自体はそのときの私にはまったく理解できない世界でした。
よく分かりませんでした(^^;)なにせ、Syrynxでしょ。
しかしそのとき、私の中には大きなインパクトがあったのです。
トロンボーンに憧れてたのに
”Chicago”のトロンボーン奏者”James Pancow”に憧れてトロンボーンを吹き始めた私でした。
ですが、残念な時期(先輩がいない)に入部したこともあって、まともな手ほどきを受けることが出来ないまま吹いてきました。
なので、思っていたトロンボーンの世界に近づいてない。
うまくならないなぁ(・_・)
トロンボーンの一番の魅力は、ハーモニーを奏でることなのは今は分かります。
スライドを調節することで微妙な音程で和音を作っていくことの素晴らしさ。
でも、当時の私にはそこまで気付くことが出来ませんでした。
浅はかな私は、1年間のトロンボーンパート譜の中に喜びを見いだせずに、
「もっとメロディーを吹きたい!」(目立ちたいヘ(^o^)/)
と思ってしまったんですねぇ。
新たなターゲットはフルート
そうなったら、もう、私の視野は固定されてしまいました。
高校に行ったら、別の楽器を一からちゃんと習いたい!
で、楽器はフルートだ!と。
これはかんぜんに”ひかるくん”の影響ですね(^^ゞ
そこで私は親と契約をしました。悪魔の契約、、、ではありません(^^ゞ
滑り止め受けないで都立高に合格したら、フルート買って下さいな!
今から思えば、アホな契約したもんです。
もしも、試験の日に具合悪くて受験できなかったり、万が一にもすべったりしたらどないすんねん!なんてね。
親にしてみたら、滑り止めの受験料払わなくていいならいいかな?と思ったかどうか、今となっては知る由もありませんが、、、
そしてこの無茶な契約は結ばれ、そして実行されました。
そうです、都立高に合格し、契約の成果「Flute」をGET!したのでした
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線路は本線に合流して
トロンボーンを吹きたい!から始まった私の音楽の線路は、支線だったんでしょうか。いや、私の素地を作っていく貴重な時間でした。
そして、これまでの線路は分岐器を通じて本線に合流し、
いよいよ、私の音楽生活は本格的に走り出していくのです。
「フルートとともに」
”私たちの音楽は続いていくのです!”って、どっかで聞いたフレーズ(^^;)