私の音楽遍歴 目覚め ・・・ 吹奏楽との出会い Part.1
めでたく中学生になった私ですが、音楽に本当に目覚めるまでには、もう少し時間が必要でした。
実は、中学生になったら入りたい部活は決めてました。
それは、、、バスケ部でした(^^)v
小学生の時から憧れてたんですよね。
当時、平均的な身長よりは高かったせいもあったかもしれません。
小学校にあったバスケットのリング(ちょい低め)でよく遊んでて楽しかったからでしょうかね。
ですが残念な事に、ひ弱で軟弱で打たれ弱い私には向いていなかったようで、、、
早々にバスケ部から失礼し帰宅部に入部したのでした(^^;)
中学生になってからの音楽のマイブームは、当時はやっていたブラスロックでした。音楽の厚みが出るから好きだったんです。
ブラスロックとは、いわゆるロックバンドに、トランペット、
トロンボーン、サックスなどのブラスセクションを加えたものです。
あ、スカパラもそうですね。
小学生の頃から聴いていた「ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ」や「Chicago」のアルバムは何枚も持ってました。大好きでした。
当時はLPを聴くだけで、演奏している姿を見ることはなかなか出来ません。
今はいいですよねぇ、若い人達はホントにうらやましい。
音楽は聴くことであらかたの情報は得られるけれども、演奏している姿を見ることはより多くの情報や感動を呼び起こさせてくれます。
海外の音楽家の映像が放送されることが殆どない時代でしたから、ステレオで聴いて想像力を高めるしかありません。
ですが!なんと中学2年生の時に「Chicago」の来日公演があって、テレビで放送されたんですよ!!!
もう、最高でした!!!(^○^)
とくに、トロンボーンの「ジェイムス・パンコウ」のパフォーマンスにくぎづけになったんです。
単純でわかりやすく感化されやすい、純真無垢な少年だった私は、即座に
「トロンボーン吹きたい!!」と思ったんですね。
まさに、目覚めちゃいました。
とはいえ、そう簡単に吹ける機会はありませんよね。
ギターだったら多少身近かも知れませんが。
ところがうまいことに、私が通っていた中学校には吹奏楽部がありました(^○^)
あるのは知っていましたが、なにせこっちは楽譜も読めないし、縁遠いと思ってたから入部する候補には入っていませんでした。
私は小学校、中学校と住所で決められた通りの公立校に通っていましたが、その後の人生を決めてしまう運命のレールが敷かれていたのですね、これが。
そのレールにのって走り出したのは、中学2年の2学期というかなりに遅い時期でした。正直言って遅いですよね(^^;)
もしも、「Chicago」の日本公演がもう少し遅かったら、テレビの映像を見なかったら、私の人生はまったく違うものになっていたんでしょうね、きっと。
正直言って別の人生も見てみたかった気もするけどね(^^)
さぁ、レールにのって走り出した運命については、また次回です(^^ゞ