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パソコンの窓から:9月18日は柳条湖事件があった日
Aloha!
Alohaはハワイの挨拶。おはよう、こんにちは、こんばんは、さようなら。愛のある言葉です。おちゃらけではありません( ̄^ ̄)ゞ
昨日の投稿で、中国・深圳で起きた悲しい事件について触れました。
私も義憤にかられて勢いで書いてしまいましたが、その後知ったことがあります。
お恥ずかしい限りですが、9月18日は中国にとって四つの「国恥日」の一つだそうですね。
「国恥日」そのものについて、不勉強のため知りませんでした。
大変失礼しました。
四つの「国恥日」すべてが日本が中国に行ったことがからんでいて、
9月18日もその一つ、満州事変のきっかけとなった「柳条湖事件」の起きた日なんですね。
中国国民にとって「国恥日」がどのような意味合いをとらえられているのか、報道を見た記憶がないので知りませんでしたが、ナショナリズムを強く持っている世代?は日本憎しの感情を高ぶらせる日なのでしょうか。
翻って考えると、「リメンバー・パールハーバー」は、真珠湾攻撃(宣戦布告が遅れたので不意打ちだ、日本は卑怯だとなった)を行った日本に対して、米国民が怒っているぞ、日本のやったことを忘れるな!という意味ですよね。
じっさい、12月7日にはパールハーバーで追悼式典が行われていることを報道で見たことがあります。
だから中国国民も同様に、日本による自国領土での振る舞いに怒り、辱めを受けたことを忘れないようにする、ということですよね。
こうして考えると、やった、やられたでいうと、やられた側の痛み・悲しみ・怒りが残るのは致し方ないのでしょう。
日本側も、やられたことについてはしっかり覚えているわけで。
しかしそれは、亡くなられた方々を追悼するためだからですよね。
月日がどれだけ経とうとも、憎しみを忘れないように覚えておこう。
というのが、「国恥日」なのでしょうか。
日中戦争で日本が行った事への賠償として、お金を払ったからそれですむとは言いませんが、
日本がこれまでに長年に渡って中国に対して行ってきたこと(経済的・技術的支援など)はおいといて、日本は過去にひどいことをした国なんだ、だから敵なんだ、と国をあげて国民に教育していると聞くと、あまりに理不尽さを感じてしまいます。
そうか、日本はひどい国なんだから、日本人に対して何をしても中国のためになるんだ。
と考えが短絡的になる輩がいてもおかしくはないでしょう。
今回の深圳の事件がこの「国恥日」にあったことは、今までの教育とはまったく関係ないと中国政府は絶対言い張るでしょ
そう言わないと、どうしようもありませんからね。国際的にも。
「深圳は安全な都市なので住んでいます。」という日本人のインタビューをTVでやっていました。
「でも、子供を育てるのは日本に帰った方がいいのかと思っています。」とも。
お仕事で住んでいる方も、自分の意思で住んでいる方もいるでしょう。
日本政府の急務は、中国全土において邦人の安全の確保。これにつきると思います。
企業の経営者のみなさんは、でかい市場だから付き合うという考え方をしっかり見直してほしいものです。
尻尾を振って擦り寄っても、いまや、おいしい想いが出来る相手では無いのだから。
Mahalo!
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