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旅立ってしまった…夫

昨年末に一人旅に出かけて一人いい気分になっていて…
家族の中で最も近くにいる次女は、私が日帰り旅で出かけてたことをうらやましく思いつつも、
「おかあさん、楽しそうでよかったね」
と言ってくれたのは、なんだかとてもうれしく、幸せな気持ちになれた。

また一人旅の機会が持てたらいいなぁと思いつつも、気候も寒く、乾燥が苦手な私の肌では、少しでも気温が上がるのをまって、また旅に出たいと考えていた。

年末ぎりぎりまで演奏があったので、今年も年末大掃除はしないまま
お正月を迎える。

夫はいつものように調子が悪そうにしているものの、私の炊いた小豆で、お餅を3個平らげ、食欲はありそうに見えたのはとっても嬉しく感じた。

一日かならず一言、二言は会話を交わすのが日課

ある朝、寝ている夫のそばにおにぎりと温かいスープをバナナを用意して、「温かいうちにスープだけでも飲んでね」
と、声をかけた。

オカリナ教室の指導に遅刻気味だったので、返事を(反応を)確認せず出かけたのは、後悔が残る。

その日、夫は帰らぬ人となってしまった…。

つづきはまた…

このセリフは昨年一年見ていた「光る君」からの引用です。
年末に最後に行った旅先は「光る君」ゆかりの地である京都の宇治でした。
まさかこんな形で私が使いことになるとはね…。

人生2度目のシングルマザーの手続きを本日してきました。

なんの因果なのかなぁと思ったり思わなかったり。



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ひろさん フルート・オカリナ演奏家
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