見出し画像

マスクをしない世の中になるまでは…

特にここ数か月はフルート2重奏の練習を各メンバーとしています。

狭いスペースで演奏する場合、ソーシャルディスタンスを取って演奏すると2重奏でないとアンサンブルしにくいのです。

3重奏でソーシャルディスタンスを取って演奏すると端っこ同士はよく聞き取れません。

音楽ホールなどの場合は周囲が静かですのでアンサンブルしやすいですが、音楽ホール以外のイベント演奏する場合はいろいろな声や音が聴こえてきますので、奏者同士が至近距離で演奏しないとアンサンブルしにくいのです。

テンポをとるも息使いが伝わらず、かなり意識しないとテンポも音量バランスもイマイチに…。

広い場所や人がたくさんいる場所でマイクを使って演奏することもたまにありますがプロのPAの方がいてバランス調整をしてくださるのなら良いのですが、自分たちに聞こえるように”返し”のスピーカーがあるわけではないので、メンバー同士の音量のバランスは全くわかりません。

マイクの個体差で性能がバラバラだったりもすので各自いつもの音量で演奏しても全体のバランスはなかなかとることが出来ない。

聞こえない事には困ってしまうからと、いつもより大きめの音で吹く人もいれば、いつもと同じ様な感覚で吹く人、その間に挟まれてどの音量で吹くか困り果て、小さめの音量で吹く人もいて…。

これは演奏しにくいなぁ…ということで、二人で演奏する2重奏なら、瞬時にバランスも取りやすく3重奏から2重奏メインにシフトすることにしました。

近づいて演奏できれば良いのでが、まだもう少し世の中的には難しいそうですね。来年あたりは日本ではどうなっているかぁ。

マスクが解禁にならないと吹奏楽器に対する風当たりがまだまだ巷では気になるところです。




いいなと思ったら応援しよう!

ひろさん フルート・オカリナ演奏家
頂いたサポートは活動に必須の楽譜、古いプリンターの買い替え、印刷に伴う消耗品など備品購入資金、練習会場使用料、メンバーへのギャランティーなどさまざまな活動資金に役立てます。