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7年前のきょう
7年前のこの日、東急ホテルへ行ってました。
何のために行ってたのかというと、食品衛生の講習会に参加、その受講修了証をもらうためです。
京都に来て立ち上げに参画してたホテル、そのラウンジの開業のために食品衛生責任者が必要だったのです。
この受講証と開業の申請書を保健所に提出して許可をもらうことではじめて飲食店の開業ができます。
以前にも書きましたが、飲食店を始めるにあたって実は調理師免許を持っている人材は必要ありません。
意外に思われるかもしれませんが、まったくの素人が料理を作り提供してもよく、包丁を持って食材を切ることも制限されてません。
対して、美容師や理髪師は鋏(刃物)を使用し、他人の髪の毛を切るという作業があるため資格が必要です。
それに比べれば、調理の世界というのはいってみれば野放し状態です。
調理経験のない人間が料理を作り、販売して営業(商売)をすることが許されているのですから、けっこう杜撰といいえばいい加減でもありますね。
ただ、衛生に関してしっかりとした知識と認識を持っている必要があるので、この衛生責任者設置の制度が設けられているのです。
では、調理師免許とは何ぞやということのですが、これは「名称独占資格」といって自分は調理師であると名乗ってよいというだけの資格なんです。
免許を持ってない人は、料理人や調理人、コックさんなど「調理師」以外の呼称を名乗る必要があるのです。
なんじゃそれ、みたいな感じですね。
それでも調理師免許は国家資格ということで、資格保持者は一応は優遇されているようです。
しかし、国家資格と一口に言ってもまさにピンキリであって、医師や弁護士のように高難易度の資格から誰でもが取れるに等しいようなものまでその幅はとても広いです。
話しが大分と逸れてきましたので、この辺りでお仕舞いにします。
7年前のきょうは、東急ホテルに行ってましたという今日の話題でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
m(_ _)m
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