歌舞伎の観賞
きょうは、こちら南座
ご縁あって歌舞伎を観賞しました。
人生初の歌舞伎です~
女方役者さんの所作や仕草、実際の女性よりも女らしいと言われるのを耳にしてましたが、劇場で目の当たりにするとその演技力の凄まじさに圧倒されます。
始めての歌舞伎でしたが、イヤホンガイドを借りて観賞したのでよく理解できました。
雰囲気は、ジャズのライブに似たところもあり興味深かったです。盛り上がった場面(役者が見得を切った瞬間など)で拍手が起きるのも共通している雰囲気のひとつ。
通の人は、そこで掛け声をかけるようです。今日の場合、中村壱太郎には、「成駒屋!」とタイミングよく声を発すると、やるなと思われるとのこと。
地方(じかた)の三味線もとても素晴らしかったです。こちらも、盛り上がったところで拍手が起きてました。
クラシックのコンサートでは、ひとつの曲が完全に終演するまでは拍手をしないという暗黙のルールがあるようですが、なんで?と思うこともしばしば。
シンフォニーの1楽章は華々しく終結することが多いですが、そんな時に拍手したくなります。が、ここで拍手をするといわゆる「通」ぶる人たちから睨まれたりします。
チャイコフスキーの6番「悲愴」の3楽章、終わった時に拍手したくなりませんか?
これもしてはならないようで、どころか指揮者によっては間髪をいれずに4楽章に突入することもあります。まだ、3楽章の興奮が冷めやらぬ聴衆の感情を無視して4楽章のまさに悲愴な出だしが始まるのです。作曲家、チャイコフスキーが attacca(楽章の間を切れ目なく演奏すること)と指示もしてないのに…
訳分からん~