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外食産業が健闘

社団法人 日本フードサービスが発表したところによると、2000年度以降の外食産業全体の売上げは、いずれの年も対前年比が100%を上回っているそうです。(もちろん、2020・2021年の1年半は例外です)

しかしジャンル別の数値をみると、ファストフードなどのいわゆる軽食部門が大きな伸び率を示したのに対し、ディナーレストランと称される部門では軒並み対前年を下回ったというのです。ここに、昨今の経済事情が反映されているのでしょう。安・近・短、ようするに高級志向から日常レベルに世間全体がシフトしてきたということではないでしょうか。

極端に高級なものは、いくらバブル全盛期であっても限られた一部の階層だけのものでしたが、そういった浮かれた世の中もここにきて本当の意味で一段落し、実際に自分たちが供与を受けることが可能なレベルというものを人々が認識し始めたのではないかと思います。
(デパートが不調なのに、コンビニが伸びているのとまったく同じ状況ですね。)

現在の一般レベルでの日本の状況では、高級レストランなどに訪れることの可能な人たちは本当に僅かでしょう。バブルから以降においても、日本全体が錯覚していただけなのでしょうね。今、本当の事実が目前にきただけなのだと思います。

外食産業、どうなるのでしょう? とともに、我々の日々の食事は? ささやかなれど日々食事をいただけることに感謝をして、今日も note のネタを捜し求めたいと思います。

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